◆主と共に生きる◆信徒の証し

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2025.01.12

■黙想エッセイ

 

この世の視点は結果だけを見ます。人々が何を、どのように、なぜ始めたかに関係なく、どんな結果が出たかということだけに注目するのです。一方、信仰の視点は私たちの心の中心と過程、そして神様が行われたことに注目します。神様のみこころを成就するために私たちがどのような心でどのような信仰の道を歩むかが重要です。神様は、私たちがご自分にどのように反応し、どれほど真剣に聞き従おうとしているかを見ておられます。
私は、生涯住むつもりで行った米国から2年足らずで帰国しなければなりませんでした。初めはその理由が分かりませんでしたが、神様がその時私たち家族を最も良い道に導かれたことを後で知りました。それからは、神様が行くように命じられれば行き、とどまるように命じられればとどまることが、私の生き方となりました。今は神様の導きに従って働きをしています。
神様の恵みを受ける道は、私たち自身に何かを完成する力がないことを認めることにあります。私は何一つ完璧にはできません。そのため、どんなことでも神様に用いられるなら感謝するだけです。神様が何を命じられても従うと決心して従順の歩みを進めるとき、それはすでに完成したと言うことができます。従順の道を歩み始めた人には、必ず神様の助けと恵みが与えられるからです。

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