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2020.10.11

「赦し合いなさい」 エペソ人への手紙 4章25節―32節    西田育生牧師

 

クリスチャンライフは車を運転することに似ています。神を知らない時は自分が思う方向にハンドルを向けていましたが、神を信じる私たちは神の願う方向に方向転換をして歩んでいく事が大事です。神が助手席でナビゲートして下さいます。自分はどこに向かって進みたいのでしょうか。先週は嘘をつかない事と怒らない事について話しましたが、今日は神の聖霊を悲しませてはいけない事を意識しましょう。あなた方がしている事は神が喜ばれ、精霊を悲しませていないでしょうか。「妻は自分のからだに関する権利を持ってはおらず、それは夫のものです。同様に夫も自分のからだについての権利を持ってはおらず、それは妻のものです。」(Ⅰコリント7:4)とありますがこれは、結婚したら自己中心で相手に自分の意志に従わせるのではなく共に人生を歩んでいくことを意味します。神はたとえ緋のように赤い罪が私達にあってもそれを雪のように白くすると言うように罪を赦してくださっています。私達の人生は自分の人生ですが神が与えてくださり神に主権があり、聖霊によって証印を押されたものであるという認識を持っていきましょう。
聖霊を悲しませないには、第一に盗まないことです。「盗みをしている者は、もう盗んではいけません。かえって、困っている人に施しをするため、自分の手をもって正しい仕事をし、ほねおって働きなさい。」(エペソ4:28)私達も物は盗まなくても人の時間やチャンスを奪い、お互いの権利の侵害をするかもしれません。そうではなく、仕事をすることは困っている人に与えるために行うことになります。余力ができたら困っている人に分け与えるライフスタイルが神の願いです。私達は与えるものになっているでしょうか。私達の神は与える神です。圧倒的に私達を満たして下さいます。私達もこの神の与える生き方をし自分の働きを通して人々に与え、神に捧げていく正しい仕事をし、労苦して働くようパウロは命じています。
第二に、悪い言葉を一切口から出さない事です。「悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい。」(エペソ4:29)辛い事苦しい事はまず神に告げ、神から知恵を頂く事が必要です。弱って痛んでる人、身内を亡くして苦しんでいる人には思慮深い言葉が必要です。裁いたり御言葉で責める言い方はやりやすいですが言われる側はどうでしょうか。聖書や神はこう言っていると責められたら中々反論できません。「…人はその口にするあらゆるむだなことばについて、さばきの日には言い開きをしなければなりません。」(マタイ12:36)貴方の言葉はどこにいても天でレコーディングされています。人は間違っている所が沢山あるので日々自分を点検しながら神の前に悔い改めることが必要です。「しかし、舌を制御することは、だれにもできません。…私たちは、舌をもって、主であり父である方をほめたたえ、同じ舌をもって、神にかたどって造られた人をのろいます。賛美とのろいが同じ口から出て来るのです。…」(ヤコブ3:8-10)本当に語るべき事は何かを問いながら、言葉に気をつけましょう。間違っていたと気づいたら相手に素直に謝る者になりたいと思います。それよりもむしろ人の徳をたてられるような言葉を語る者になりましょう。「あなたがたのことばが、いつも親切で、塩味のきいたものであるようにしなさい。そうすれば、ひとりひとりに対する答え方がわかります。」(コロサイ4:6)
第三に、捨てるべきものを捨てましょう。「無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどを、いっさいの悪意とともに、みな捨て去りなさい。」(エペソ4:31)私達がすべき事は互いに親切にし優しい心で赦し合う事です。これが神の御心です。神はキリストにおいて私たちを赦して下さいました。「主よ。兄弟が私に対して罪を犯した場合、何度まで赦すべきでしょうか。七度まででしょうか。」…「七度まで、などとはわたしは言いません。七度を七十倍するまでと言います。」(マタイ18:21-22)私達がフォーカスするのは人がした事ではなく神がして下さった事です。イエスがどれだけ私達を赦し、憐まれたか考えましょう。
私たちはキリストのものです。キリストの御霊である聖霊を悲しませないようにしましょう。盗む事を止め、与える者になっていきましょう。悪い言葉を語らず、神をいつも賛美する者になりましょう。一切の悪意を捨て去り互いに赦し合う者になって信仰生活を歩んで参りましょう。

 

≪分かち合いのために≫

  1. 自分の内に聖霊を悲しませるようなものはないでしょうか。
  2. 聖霊が喜ばれるようにチャレンジすべきことなどのようなことでしょうか。

 

 今日の暗唱聖句

 

「お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。」(エペソ人への手紙 4:32)

 

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