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NO.012   2009.04.05

 ■「JTJ宣教神学校を卒業して」    片山 芳英

 

 金沢から聖霊の導きによって東京に出て来てJTJ宣教神学校に入学して早いものでもう二年が経ち卒業することができました。感謝です。私の東京に出てきた目的は、団塊世代の私にとって定年後の残りの人生をどう生きるべきかいろいろ悩んだ結果、聖書をもっと学んでイエス様の福音を宣べ伝えていきたいとの思いが募りまして、単身で東京に来ました。六十歳になってからのひとり暮らしは寂しい時もありましたが、東京ホープチャペルの兄弟姉妹たちとの交わりによって何時も励まされていましたのであっという間の二年間でした。
 私は教会での奉仕も最初はいやいやしていて、兄弟姉妹達を「裁いて」おりましたが、ある時から考え方を変えて、どうせするんだったら心から喜んで「イエス様に」捧げる奉仕をしようと決心しました。そうすると私の心は聖霊に満たされて何事にも感謝するようになり「イエス様」から多くの平安と恵みが与えられるようになり、顔の表情はいつも内側から出た笑顔となり周りの人々を楽しくさせる事となりました。ある姉妹から私の「笑顔」だけは「ヨン様」に似ていますね!と言われて喜んでいるこの頃です。
 3月15日には私の送別会に沢山の兄弟姉妹に来て頂いて感激のあまり涙が出て来てどうしようもなかったです。その時に出された石狩鍋やちゃんこ鍋も大変美味しかったのですが、何よりも一番嬉しかったのはすべての皆さんが心から愛のあるお褒めの言葉と励ましの言葉と下さったことでした。このような私にも「イエス様」はご褒美を与えて下さり感謝しております。
 また、千葉県市川市にいる八十七歳になる母に、料理を作ったり話し相手になったりして親孝行ができたことも大きな恵みでした。金沢では家内と共に家庭集会を中心に伝道していこうと考えております。皆さん、金沢にも是非信仰の応援部隊として我が家に泊りがけでおいでください。そして「美味しい魚」を食べながら楽しい交わりを持ちましょう。

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