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NO.385 2016.01.03

 「隔ての壁を壊そう

 

キリストこそ私たちの平和であり、二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、
ご自分の肉において、敵意を廃棄された方です。(エペソ人への手紙2:14-15)

 

新年明けましておめでとうございます。
新しい一年が始まりました。この一年、愛する兄弟姉妹とともに、神様に大いに期待し、勝利の一年にしてまいりましょう。
今年の主題の御言葉は、「キリストこそ私たちの平和であり、二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、ご自分の肉において、敵意を廃棄された方です。」(エペソ人への手紙2:14-15)です。このみ言葉から、今年一年、礼拝メッセージの主題を「回復」(restration:レストレーション)において、聖書からみ言葉を与えられたいと願っています。
東西ドイツを分断していたベルリンの壁ではありませんが、互いの関係を分断する目に見えない様々な壁が存在しています。国と国との間の壁、周りの人間関係にある壁、夫婦の間の壁、親子、兄弟に存在する壁…。数え上げたらきりがないでしょう。本来なら一家団欒、共に集まり暖かい鍋を囲むはずの家族が、互いに疎遠になり、関係を持たず過ごしているという家族もたくさんあるのです。
年末、ひとりの方が郷里に帰るということでご挨拶に来られました。「年を取ってこのまま一人で過ごすのかと思っていたのですが、神様は不思議なことをしてくださいました。今まで何年も関係が切れていた家族から、また一緒に住まないかという提案を受けたのです。わたしの不徳のゆえに多くの迷惑を家族にかけてきました。確かにその問題を通してキリストに出会い、救いを与えられたのですが、もう生涯家族が一つになることはないだろうと思っていました。しかし、郷里に帰ってこないかと声をかけてもらったのです。本当に神様は私の小さな祈りにさえも聞いてくださるのですね。
これから家を整理して帰ることになります。いろいろと本当にお世話になりました。近くの教会をまた教えてくださいますか。東京に出てきましたら礼拝に参加させていただきます。」その証に感動してともに祈りをささげたことでした。
どのように壊れた関係も、キリストが働かれたら修復されます。99%難しいと思われるほどの厚い隔ての壁も、キリストが介入されたら打ち壊してくださいます。み言葉にあるとおりです。
隔ての壁を取り除かれるのはイエスキリストです。回復のカギを握っておられるのもイエスキリストです。聖書はこの回復の壮大なドラマであり、神の回復の歴史です。
あなたには心に思い当たる壁はありますか?神様との関係はどうでしょう?教会との関係は?教会の兄弟姉妹との関係は?また、あなたの家族の関係はどうですか?親、兄弟、姉妹、の関係は?
敵意を持ち込み、憎しみや、痛み、嫉妬、被害者意識をもたらせるサタンの策略に乗らないでください。聖霊の働きを信じ、この一年間系の回復が大いに前進することを信じましょう。イエスキリストは生きて今働いておられるのです!

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