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NO.378 2015.11.15

 「毎日がトレーニング

 

私は自分のからだを打ちたたいて従わせます。
それは、私がほかの人に宣べ伝えておきながら、自分自身が失格者になるようなことのないためです。
(Ⅰコリント9:27)

 

ラグビーの日本リーグであるトップリーグが先日開幕しました。ワールドカップの日本代表の活躍もあって、目の前で実際のプレーを見たいと人々が競技場に押しかけているそうです。チケットが売り切れの試合もあるそうで、しばらくラグビー熱は続きそうです。
今回の日本代用の活躍の裏には、血の出るほどのきついフィジカルトレーニングがあったことは有名です。
五郎丸選手がインタビューで強豪南アフリカ戦に勝利したことについて、「(あの勝利は)必然ですね。
ラグビーには奇跡はないので。世界一タフな南アフリカ選手たちにフィジカルバトルで逃げなかったというのが一番のキーですね。フィジカルから逃げてしまうとラグビーもサッカーも戦えない。日本人は小さいからという考えを捨てなければだめですね。しっかり摂取して、良いトレーニングをしていければ体は必ず大きくなる」と語っています。たゆまぬ努力と理にかなったトレーニングを通して、強靭な肉体を作り上げ、素晴らしい戦術とゲームプランによって今回の大活躍となったようです。
同様なことが私たちの生活にも大いにいえることではないでしょうか。もちろん、私たちはラグビー選手ではありませんから、肉体を鍛え上げるとうことはあまりないでしょう。しかし、信仰生活が豊かになり、人生の様々な戦いに耐えうる霊的な力を得た成長したキリスト者になるためには、信仰のトレーニングが必要となります。
パウロも「私は自分のからだを打ちたたいて従わせます。」と言っています。成熟したキリスト者になるために、霊的健康を維持するための基本トレーニングは、聖書のみ言葉と祈りです。日々のみ言葉と祈りを欠かさないようにいたしましょう。神との交わりを意味するディボーションは私たちに神様のみこころを教えてくれます。神を見上げる心をたえず備えさせてくれます。一日15分から30分、聖書を読み、神に聞く時を持ってください。また、祈りを習慣化させましょう。イエスは朝早く寂しいところに退かれて祈られました。また、時には夜を徹して祈られました。祈りは私たちと神様との絆を強め、肉の思いから神の御心に向かわせる大切な時間です。
さらに自己成長を目指すために、教会の信仰の友との交わりを持ちましょう。特に、信仰を分かち合う法グループの礼拝であるファミリーセルに参加することをお勧めします。一人で神と交わるのも大切ですが、独りよがりにならないために、小グループのお交わりや他の敬虔な信仰の友と交わりを持っていただいきたいのです。パウロも伝道をチームで致しました。祈りのサポートチームもいました。
最後に信仰の筋肉をつけるためには、証しにチャレンジしていきましょう。ご自分の救いの証しを誰かに分ち合ってみましょう。また、教会にお誘いいたしましょう。祈ることの重要性を覚えますし、神様の助けがなければでき愛ということを実感するはずです。いつの間にか、信仰の筋肉がついていることに気が付くでしょう。神様はあなたを通して栄光をあらわしたいと願っておられるのです。

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