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NO.192  2012.04.22

 「水をくむしもべとなろう!」

 

しかし、水をくんだ手伝いの者たちは知っていた。・・・(ヨハネ福音書2:9)

 

新しい方を家庭に招いて開かれる12週のオープンセル(開かれた小グループの集い)の第1回目が終わりました。1ヶ月の休みをおいて5月の半ばから再び開かれます。初めての試みでしたが、5つのグループができ、それぞれに祈りつつ新しい方をお招きしての集いにチャレンジいたしました。
12週目に開かれた、新しい方を教会に招待しての礼拝、「ハッピースプリングセレブレーション」には小グループから続いて参加されたり、新しくこられた方が10名おられて、本当に感謝でした。多くの兄弟姉妹のお祈りに感謝致します。
賛美、証し、ゴスペル、朗読劇、メッセージとコンパクトにスムーズに進行し、信仰決心に導かれた人たちも起こされ、教会が躍動し始めている手応えを感じています。それは第1に多くの人たちが様々な伝道や奉仕に参加しておられること。第2にみんなが同じ方向に向かって前進し始めていること。第3に伝道意識が浸透しつつあることなどがその手応え感の要因です。神様のために動き始めると、神様もそれに応えて様々な恵みを送ってくださっていて感謝です。
 ひとつのオープンセルのお世話をしてくださっている姉妹はこの12週の間、場所を提供してくださり、お茶菓子を用意してくださったりと本当によく仕えてくださいました。以前から家庭を解放して伝道の場所や交わりの場所として用いられたいと願っておられたのですが、今回のオープンセルでそれがまさに実現したのです。その反動からか少々疲れがでておられるようでした。
伺ったお証ですと、この12週間で、延べにして100人の人たちがご自分の家庭を訪れてくださったそうです。急に多くの方々がこられたので、緊張や疲れも出たのだと思います。しかし、それは本当にすごいことだと思いました。伝道対象者の方々が集うようになって以来、次々と人が訪ねてこられるようになったのだとか。神様は本当に働いておられることを見させていただいています。次回の洗礼式には洗礼を受ける決意された方もおられたり、伝道の働きにご夫婦で用いられて本当に御名をあがめました。
伝道の働きは決して特定の人や個人だけがするものではありません。チームで、小グループで行うことができるのです。誰でも参加でき、相乗効果を生み出す働きとなるのです。今回、参加した兄弟姉妹は身をもってその恵みを体験をされました。参加するということは、時間や体を使うということであり、時にはお金を使う場合もあります。犠牲が伴いますが、でもそれは神様への働きの献身の現れでもあります。神様はその働きに大いに答えて祝福してくださるのです。まさに今、実が実り始めているのです。
婚礼の席でぶどう酒がなくなった時、イエスは水瓶に水を満たすように手伝いの者たちに命じられました。いっぱいになった水瓶を料理長のところに持って行く間に、その水瓶の水はぶどう酒に変わっていたのです。
しかも最上級のぶどう酒にです。人々は最上のぶどう酒がどこから来たのかわかりませんでしたが、汗を流して水を汲んだ手伝いの者たちはそれがイエスの手によってなされたことを知っていました。
水を汲むものがわかる神様の奇跡。オープンセルや教会で起こっている神様の働きは言わば水がぶどう酒になる奇跡なのです。あなたも水を汲むしもべとなってこの奇跡をともに体験するものになっていただきたいと思います。オープンセルに是非兄弟姉妹も参加ください。あなたがイエスの手伝いのしもべなのです。

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