「小グループ関係伝道は恵まれます！」

そして毎日、心を一つにして宮に集まり、家でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし、
神を賛美し、すべての民に好意を持たれた。
主も毎日救われる人々を仲間に加えてくださった。　　　　　　　　
（使徒の働き2：46-47）

新しい年になり、教会も体系的、かつ実践的な養育の学びが始まりました。
心の苦い根や要塞を取り除く「全人的治癒修養会」の第1回目が開催され、
神様の取り扱いを受けた証しや聖霊体験をされた方々の喜びの証しが与えられて本当に感謝です。
更に基本的なクリスチャンライフを身につける「養育の喜びクラス」も 土曜日の夜始まりました。12名の方々を対象にしたクラスですが、期待して 喜んで参加しておられる姿に私も大いに励まされます。
　特にこの養育の特徴の一つは「小グループによる関係伝道」（オープンセル）の現場があるということです。キリストの救いを体験された兄弟姉妹の75％から90％の方々は、友達や家族の関係から教会に来られたというデータが示しているように、一人で突然に尋ねてこられるというよりも、友達や家族、知り合いの薦めを受けて来られているのです。
　「伝道しましょう。」といっても一人で声をかけてお誘いするには勇気がいるものです。しかし、一人ではなく、小グループで、チームで一緒に行なうと、祈りの励ましやサポートを受ける事が出来ます。
また、伝道の賜物がなくても大丈夫。誰でも出来る伝道です。更に人々に対する熱い愛の重荷が与えられて祈りが具体的になってきます。その祈りに聖霊様の助けと油注ぎが与えられるのです。誰でも１度に上手にできる人はいません。練習も必要です。このオープンセルはその実習の場でもあります。
　この「オープンセル」は12週間が一区切りですが、最初のオープンセルが５箇所で始まっています。すでに３０名近い伝道対象者が与えられ、祈りが始まりました。神様がどのような事をしてくださるか、ワクワク期待しながら集っています。既に兄弟姉妹の中には、あの人にも声をかけてみよう。１度お茶に誘ってみよう。などと、どのようにしたら関係が作れてオープンセルや教会にお誘いできるかと色々とアイデアを考えておられて感謝です。それも一人ではなく、小グループで出来るので、何か伝道が楽しくなってきた感覚があります。
伝道対象者の名前の入った祈りの箱（prayer box）も設置されました。その中に入っている方々の為にどうか愛する兄弟姉妹のお祈りをお願いいたします。救われる人が起こされることを思い描き、期待して祈っていきましょう。神様は素晴らしいことをしてくださると信じます。
また、愛する兄弟姉妹もこのオープンセルに是非参加してみてください。体験するとその恵みがわかります。これらの養育の学びや働きは教会の全ての兄弟姉妹に対して開かれています。成長するチャンスです。どれ一つとして強制されてするものはありません。神様が用意してくださっている機会を生かしていただければ本当に幸いです。私も兄弟姉妹と共に神様に成長させていただきたいと心から願っています。