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◆主と共に生きる◆信徒の証し

NO.408 2025.04.27

■黙想エッセイ

 

神様は、絶えず私たちを聖なる礼拝の場に招いておられます。 聖なる礼拝とは、全身全霊で献身する生き方のことです。単なる気分転換や、無条件の慰めを受ける場ではなく、 神様の御前で真摯に私たちの生き方を再確認し決心する場です。つまり、聞き従うために主のことばに耳を傾け、与えられたみことばどおりに行う場なのです。徹底した信頼と従順を求められる神様のみこころを受け入れた人々は、 神様の約束がどんなに尊いものであるかを知ったからこそ、真の賛美と感謝をささげることができます。
礼拝における賛美は、単なる歌でも、感情を表現する道具でもありません。
賛美は、私たちの忠誠心がだれに向かっているのかを明らかにするものです。
賛美と礼拝は、私たちが何を信じて仕えているのかを明らかにし、私たちの生き方の方向を修正し決定づけてくれます。その意味で礼拝は個人が経験しなければならないと同時に、重要な社会的行為であると言えるでしょう。すべての国々の創造主であり保持者である神様に礼拝をささげるとき、「平和と秩序の世界」がこの地に実現して広がるでしょう。全人類が主にあって一つになるとき、神の国がこの地に臨むことでしょう。一人ひとりが神の国の価値観にしたがって生活の中で実践するなら、 私たちは神の国を地上において経験し、それを味わいながら生きることができるでしょう。

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