閉じる

◆主と共に生きる◆信徒の証し

NO.389 2024.12.15

■黙想エッセイ

 

12月6日高松刑務所で受刑者の方々をご招待してのクリスマス会がありました。教誨師をされている牧師のご提案で二十数年前から行われていましたが、コロナ中は開催されず今年久しぶりに行われました。奉仕者は、教誨師の呼びかけで集まった教会の牧師夫妻や信徒の方、チャーチスクールの先生や子どもたちです。プログラムはクリスマスの賛美歌・クリスマスのメッセージで、教会で行われているものと違いはありませんが、聞いてくださるのは受刑者の方々です。受刑者の方の中には、メッセージを深く頷きながら聞いている方々、子どもたちの歌を聞いて涙を流される方々がいらっしゃいました。
ステージの上で賛美している私には想像もできない厳しい人生を歩んでこられたのだと思いました。チャーチスクールの子どもたちが「たんじょうびのうた」を歌ったとき、ご自分の誕生月を呼ばれた受刑者の方々が嬉しそうに・誇らしそうに手を真っ直ぐ上に上げる姿がとても印象的でした。

 

一月生まれの人どうぞたってください 希望あふれ新年あなたに歌うよ
イエスあなただいすき心からだいすき 祝福をして守って導く・・・

閉じる