■「今日のマナ365」ラストメッセージ
以下が、西田先生の口述を立美先生が筆記してくださった第三巻の「はじめに」です。…聖書の中心メッセージは「神は愛である」ということです。このことを具体的に示すために、主なる神様は、御子イエス・キリストをこの地に送ってくださいました。小聖書といわれるヨハネの福音書三章一六節には「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」とあります。このイエスさまを信じるならば、神の愛を体験することができます。日々の聖書メッセージを通して、神様の愛を受け取ってくだされば幸いです。愛する皆様の上に、神様の豊かな恵みと祝福がありますよう心よりお祈りしています。
東京ホープチャペル牧師 西田育生
去年暮れ第一巻を出版した。コロナ禍の制限はなくなり先生は激務だった。「今日のマナ365」は1月のコイノニアデーで語られた先生のビジョンで、編集会議で出版を決めたことだが、生き急いでほしくないと申し上げたところ、以下のお返事を戴いた。「…神様から示されて始めた音声メッセージなのです。…デジタル版は出たばかりで、これから粘り強く販路を広げていけば、更に拡大して行く可能性があります。デジタル版は文字でディボーションをするのです。それはまた違った素晴らしさがあります。それは音声では受け取れない恵みが沢山あります。音声がいいという人もいれば、文字がいいという人もいます。どちらにもニーズがあります。私の体調を考えてくださり感謝いたします。でもこれは私の使命として受け止めています。ですから、そのことをご理解くださり、祈って下されば本当に感謝です。デジタル版はこれから大きな可能性があります。今まで触れたことのない人がデジタル版で聖書の素晴らしさに気づくようになります。これから販促をいろいろ考えていただければ感謝です。…まだまだ今日のマナは知られていないのです。神様が私たちの働きを通して、大きな福音の働きがなされることを信じています。共に福音の為に用いられてまいりましょう。…」西田先生は、地上でイエスさまのようにしもべとなり、福音のために命を懸けてくださった。音声、文字版「今日のマナ」は不滅です。願わくは対象者別、テーマ別、従来型等12冊くらい小冊子を出したいとの西田先生のご遺志を継ぎ、教会のビジョンに沿って、若者も共にチームで伝道していきたいです。まずは第四巻を出版し完結させて…「あなた様もご存じのように、子どもたちは弱く、乳を飲ませている羊や牛は私が世話をしています。一日でも、ひどく追い立てると、この群れはすべて死んでしまいます。…私は、前を行く家畜や子どもたちの歩みに合わせて、ゆっくり旅を続け、あなた様のもと…へ参ります。」(創33:13,14) (小沼 薫)