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◆主と共に生きる◆信徒の証し

NO.226  2021.10.31

■証し①

 

主の御名を崇め感謝します。まさかの出来事でした。私がコロナに感染してるのですか?本当に陽性ですか?陰性の証明がほしくてここに来たのに…人一倍充分に気をつけていたんです(傲慢な私)と、検査で訪れた病院でため息をつき……主よ どうしたらいいですか?わからなくて泣きべそをかいていました。
落ち込みながら帰宅。家族に移すわけにはいかないと肝に銘じて部屋にこもりました。入院もホテル療養も空きがありませんでした。3日3晩高熱と解熱剤との繰り返しで闘い、4日目には微熱になり身体のだるさだけが残りました。しかし体調不良に加え死んでしまうかもしれない恐怖と不安でいっぱいの日々でした。
私が発症して2日のち願いむなしく乳児を抱えている長女に感染、またその2日後乳児の面倒をみてくれていた次男も感染、二人とも高熱に下痢、嘔吐の症状で苦しみました。不思議に孫は無事でした。コロナ感染の恐ろしさを家族で体験しました。苦しんで寝ている二人の部屋に行き手をおいて祈りました。
どうか主の御手で癒してください。私には何もできません。
どうか癒してください。それだけでした。そして私は自責の念にかられ、周囲の声に押しつぶされそうでした。
・「保健所の方は酸素濃度計で95以下になれば救急車を要請してください。
入院できるかどうかはわかりませんが、とりあえず救急車ですよ」と。
・「職場の上司はいつ復帰してくるのだ?他の感染者はどうなってるのか?」と。
・「親族は知り合いの医療関係の方にどうしたらよいか相談したらどうなのか?」ともう全て主にお任せするしかありませんでした。西田牧師にお祈りの要請ラインをしました。間もなく電話をいただき、「大丈夫ですよ。神様おられます」と言われました。それまで胸に仕えていた苦しい思いがその大丈夫という言葉に流され私の心に不思議な平安が宿りました。こんな状況、私は何にもできず「なぜなら、私が弱いときにこそ、私は強いからです。」(Ⅱコリント12:10)この御言葉が与えられました。
(大阪ホープチャペル、古家純子)

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