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◆主と共に生きる◆信徒の証し

NO.205  2021.06.06

■証し①-

 

主のみ名を賛美します。妻が召されてから4か月が経ちました。西田先生、立美先生、茨城の佐藤先生、その他多くの方からお言葉をいただき感謝しています。
コロナ禍にもかかわらず入院先はすぐに見つかり、担当の女医先生はまるで母親が子を見守るような対応をしてくださいました。娘たちもその瞬間に立ち会うことができ、「やるべきことは全てやり尽くした、後悔は無い、涙も出ない」と言っていたのが印象的でした。
不調を感じたのが2013年の春ですから8年間の闘病でした。
初めの頃は何がどうなるか分からずに手探り状態でしたが、この1~2年は比較的ルーチンワークに近いものがありました。いつまで続くのだろうかと思った瞬間に罪の意識にさいなまれるのは、看護・介護をする人に共通のジレンマでしょう。
闘病している当人にしてみれば、「私はどんな悪いことをしたのだろうか、両親はあんなに良い人なのになぜだろう」とヨハネ9:2にあるような発想になるようです。そんな時、「神のわざが現れるため」(ヨハネ9:3)などと言っても通じないので言葉を変えて「孫がそばで見て『おばあちゃんは病気なのにいつもニコニコして立派だね』とか『いつも明るくしているからこっちまで元気になるよ』とか感じさせるといいよ」と聖句をかみ砕いて語ってみました。(風間 真也)

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