■―賛美の恵み:「いのちの木」―
教会の礼拝で月ごとに新しい賛美が歌われています。2月度の賛美は「いのちの木」でした。
♪ 主イエスの十字架の血ですべての罪赦され、新しい命の中に生かされ
とこしえに主と住まう。花は咲きほこり鳥たちは歌う喜びの賛美ささげる。
もはや夜がない。主の光の中、命の木の豊かさ知る。
この賛美には、私たち救われたものに与えられる最終のゴールと言える目的地のことが書かれています。神様はしばらくは悪の支配を許されていますが、やがて患難時代が訪れ、悪の力は裁かれ滅ぼされる時が来ます。花嫁である教会、すなわちイエスの血で贖われた民はその前に携挙されますが、この地
が滅びた後、神は新天新地を創造されます。
“御使いはまた、水晶のように輝く、いのちの水の川を私に見せた。川は神と子羊の御座から出て、都の大通りの中央を流れていた。こちら側にも、あちら側にも、十二の実をならせるいのちの木があって、毎月一つの実を結んでいた。その木の葉は諸国の民を癒した。もはや、のろわれるものは何もない。神と子羊の御座が都の中にあり、神のしもべたちは神に仕え、御顔を仰ぎ見る。また、彼らの額には神の御名が記されている。もはや夜がない。神である主が彼らを照らされるので、ともしびの光も太陽の光もいらない。彼らは世々限りなく王として治める。(ヨハネ黙示録22:1~5)
コロナによる感染拡大によって自粛の生活が続く中で、私たちクリスチャンの希望とは何かを考えることが多くなりました。祈る時間と神と交わるその中で主が必ず私たちに用意し準備してくださっている天国の住まいに心を馳せるのです。私たちに与えられているこの希望は変わることがなく、主が約束くださったことは必ず成ることを教えられます。この賛美は、私たちのために新しく備えられた場所があることをうたい私たちに聖霊様の感動で満たしてくださいます。願わくば、地上においても天でなされることが起こりますように、御国の聖霊の支配を広げて行くために、もっともっと祈り聖霊に満たされたいと思います。(西田 立美)