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◆主と共に生きる◆信徒の証し

NO.190  2021.02.21

■連載証-感謝の証し①-

 

私は三姉妹で、小学生の時に教会学校に通うようになり、姉達も導かれ、大人になってから三人とも洗礼を受けました。北海道にいる両親は、私と娘が帰省した時や、特別な時にだけ教会に来ていました。実家には神棚があり、お正月には神社に初詣に行っていました。
両親が救われるよう、ずっと祈ってきましたが、救われるような気配もなく、北海道にいる姉とは、いつになったら救われるのだろう?と言いながらも祈ってきました。あきらめずに姉と教会に誘っているうちに少しずつ変化があり、ここ数年は「信じてはいるけど洗礼は受けないよ」と言っていました。
昨年の夏はコロナの影響で帰省できずにいましたが、北海道の牧師先生が両親に「今年は娘さん達が来ないようですが、お会いしたいので教会に来ませんか?」と電話で誘って下さり、そこから毎週木曜日、聖書の学びへと導いて
くれました。父と母は、先生とお茶をするくらいの気持ちだったそうです。何週にも渡る聖書の学びを、最後まで続けられるのか?と最初は思いました。でも祈っているうち、良いことをして下さる神様は必ず働いてくれる、一切疑わないでいよう、と思いました。
頑固だった両親が姉の送迎で、毎週決まった時間にちゃんと聖書の学びに通い続けました。姉は「本当に不思議だ。神様ってすごいよね」と言っていました。最後の学びの日、先生が父と母に「イエス様を信じますか?」と尋ね、二人は「信じます」と答えました。そして帰るときに先生が「もうイエス様を信じたのですから、もしも帰り道で空から隕石が落ちてきて、車がペチャンコになったとしても、気がついた時には天国の門の前にいますよ。天国の門で神様がよく帰ってきたね、と迎えてくれますよ。」と言われました。(木村 美伊子)

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