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◆主と共に生きる◆信徒の証し

NO.180  2020.12.13

■夜と霧を読んで

 

私の両親はユタでした。母親が霊感の強い人で私も妹たちもその血を引き継いでいました。いろいろあって私がクリスチャンになった時にどうしても両親の救いを求めました。クリスチャンになった事で裏切り者の私の言うことは絶対に聞かないと思い込んでいた私はある朝に実家に行き数ヶ月前に障碍の息子を道連れに心中事件を起こしてキリストに救われた話をしました。
母は、私がそれほどまでに生活苦で大変だとは、考えていませんでしたから、とても、ショックを受けました。それと同時にユタの実家から離れたら、お金が入らなくなるのを覚悟してキリストの道に入った事を感動していました。
私がキリスト嫌いな頑固者だと知っていた母は、キリストを裏切るくらいなら死を選ぶと言った私の言葉でその日から、実家ではキリストの話しをユタの信徒たちにする事になりました。ユタの実家がキリスト教会に変えられたのでした。しかし、残念な事は後を継いだ弟が再度、実家でユタ業を継いだ事です。今は弟の為に祈っています。祈りは必ず聞かれますから。
「あなたがたが神の御心を行なって、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です」(ヘブル10:36)
(金城米子)

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