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◆主と共に生きる◆信徒の証し

NO.159  2020.07.19

■R・T

 

私は病院で薬剤師として働いて4年目になります。化学療法の部署はとても忙しく神経も使い曝露の恐れもあり精神的にも肉体的にもとても疲労します。しかし私が2年目の終わりの頃、毎日のようにそこのシフトに入れられていました。そのような状況の人はそこの部署で長年働いているベテランの先生2人以外で私くらいでした。そんな中、私が指導していて少し目を離した隙に学生が抗癌剤を大量にこぼしてしまうことが2度もあったり、日勤の時までその部署に入れられるということがあったり、他の部署ならみんな終わっていないと手伝うのにその部署だけ終わっていない状況の時でも周りは外で見ているだけで手伝おうとしなかったり、その部署には行きたくないといった言葉を聞いたり、他にもいろいろなことで私はその部署や周りの人々に対する怒り・恐れ・憎しみでいっぱいの状況になってしまっていました。それが原因で体調不良や眠れないこともあり、イライラしやすくなってもいました。しかし、3年目からは大学院の研究がメインになるし大学院生の先輩でその部署にいる人はいなかったので、あと少しで解放されるという思いだけでその日々を乗り切っていました。しかし、私の代から大学院生の働く時間が今までの3倍も増えることになり、いつまたその部署に入れられることになるかという恐れからも解放されず3年目になっても落ち着かない日々を過ごしていましたが、神様は祈りに答え日々守っていてくださいました。
しかし、これまではその部署の早出のシフトは限られた人達だけで大学院生は入れられていませんでしたが私が4年目の7月の早出のシフトに突如入れられていて、私は恐れと怒りでその日の午後は研究が手につかないほどになってしまい、その日の夜に教会の姉妹に電話をして話を聞いていただき、次の日部長に相談することにして、祈っていただきました。次の日の朝、すべてを神様に委ねて職場に行ったら、部長がいませんでした。今のタイミングではないのかと思いとりあえず仕事に取りかかっていたら、なんと別の先生が電話で「久しぶりにたくさん化学療法の早出のシフトが入ってるけど大丈夫?」と聞いてくださり、その部署の先生に相談すると良いと言ってくださり、その部署の先生に電話をしてシフトから外してもらう許可をいただくことができました。
ただ今入っている早出のシフトの代わりはなるべく自分で見つけるようにということで、私は祈りつつ代わってもらえそうな人をさがしていたところ、神様が最善のタイミングで話すべき人々を与えてくださり、喜んで代わってくれる人が与えられました。ところが8月の早出のシフトもまた入れられて、課長がシフトを組んでいるため課長に話さなくてはいけないと教えられました。課長は厳しいためまた恐れもありましたが、また祈っていただき、課長と話したところ、やはり前の時ほどスムーズではありませんでしたが私も神様から言葉や態度が与えられ、神様が課長の心も動かしてくださり9月からは早出のシフトに入れない許可をいただくことができました。また今入っている8月の早出のシフトは代わりを見つけるようにとのことで、前回喜んで代わってくれた人にまた相談したところ半分は代わっていただけましたが、残りの半分を代わってもらえる人を祈りつつさがそうとしたところ、なんと別の子の方からすごいタイミングで私に話しかけてくれて代わってもらうことができました。前に代わってくれた子がその子に私が困っていたことを話してくれていたようで、2人とも早出なら帰宅も早くなるからということでむしろ喜んで代わってくれたのです。
すべてのタイミングと人々を与えてくださった神様に心から感謝し、栄光を神様に帰します。(R・T)

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