■長南 広江
いつも共に歩んでくださる姉妹と一緒に「爆発伝道・関係伝道」の学びを受けました。そこで福音の内容や福音を効果的に使える方法を学ぶのですが、訓練課程終了の頃には福音アウトライン全体を分かち合えるように整えられるのでした。
天国への確信や福音による恵み、神様がくださる賜物、イエス・キリストにある永遠の命、聖書の語る罪、神様の憐れみ、愛の深さ、私たちを救いに至らせるまことの信仰キリスト・イエス(十字架)という内容にそって学びを進んでいきました。
みことばとストーリの暗記、分厚い教材にたじろぎながらも、「あなたは熟練した者、すなわち、真理のみことばをまっすぐに説き明かす、恥じることのない働き人として、自分を神にささげるよう、努め励みなさい。」(テモテへの手紙2:15)のみことばを示されました。
聞いたことをこの方にはお伝えしたいという思いが与えられ、「用いてください…」と祈って神様の助けを求めました。神様はよきチームメートを与えてくださり、助け合いながら救いの確信や信仰の成長へと恵みをいただきました。卒業にあたって5人の人に福音アウトラインをプレゼントしなければならないとい難問がありました。私はお伝えすることの難しさになかなか実行できませんでした。
一番お伝えしたい方に声をかけられずにいるとき、神様は不思議な方法でチャンスをくださいました。この方がもっとも信頼している人を通して機会を与えてくださったのです。感謝なことに、その方は私たちの不慣れな話にも最後まで反論もなくイエス様を受け入れ、聞いてくださいました。それは聖霊様の導きの現れでした。決心の段階で、「この偉大なお方から天国の無償のプレゼントと永遠の命を受け取ってみたいと思いませんか?」と、そっと両手を差し出しますと、なんと、この方も両手をそっと出して受け取ってくださいました。そして、短く信仰告白を一緒に言ってくださいました。ハレルヤ!アーメン!
どうか、この方の重荷が取り払われ、最善な時に洗礼の恵みの祝福をいただけますように、これからも神様がお働きくださる救いの恵みを心から感謝して信じます。(長南 広江)