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◆主と共に生きる◆信徒の証し

NO.065   2018.09.23

■高橋 玲

 

私は幼稚園の時から学校が苦手で、小学から中学まで不登校でした。中学2年生の頃、このままではいけないと思っても、学校に行くことは考えられず、どうしたらこの暗闇から抜け出せるのか全くわからず、毎日母と一緒に祈っていました。そして中学3年生の秋、とても緊張しましたが、中学の文化祭で行う合唱コンクールの練習に初めて参加し、それから少しずつ学校に行くようになりました。それまで私が学校に行けるようになるなんて奇跡だと思っていましたが、本当に奇跡が起きました。
そんな中、私は神様がいるという確信がなかったので、確信したいとずっと思っていました。そして高校2年生の夏に、初心者の学びを始めました。学びを始めた頃から、ずっと取り除けないと思い込んでいた心の悩みが少しずつ取り除かれていきました。
私は神様に背を向け、イェス様と真逆のようになりたいと思っていた時期がありました。
その時の私の願いは御心でないことはわかっていましたし、神様から離れたら幸せにはなれないとも思っていました。しかし、自分の願いより御心を求めるのはとても辛いものでした。私はどちらにしても苦しみを伴う2つの道しかないと思っていました。しかし、神様はそのどちらでもない、苦しみのない平安の道を備えてくださっていました。私にとってはそれも奇跡でした。そして、高校卒業後の3月に洗礼を受けました。
洗礼を受けてから、私は日々霊的に成長していきました。大学でクリスチャンの友達が与えられ、その子の影響もあり、どこにいても日曜日は教会に行くことを大切にするようになり、自分がクリスチャンであることを人に言えるようにもなりました。また、いろいろな経験を通して、神様を人生の土台にし、自分のことも含め人を愛するようにつくり変えられていきました。また、以前は基本ネガティブで心配性でしたが、それらは悪魔からくる思いだということを知り、いつも喜び感謝することの大きさも知り、ネガティブから感謝する者に変えられていきました。これからも、天国に行くまで成長し続けることを願っています。
いつも私を見放さず導いてくださり、想像もつかないほど素晴らしいご計画を用意してくださっていた神様に感謝します。(高橋 玲)

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