■笠原記代
私は、1998年8月に東京ホープチャペルで洗礼を受けさせていただきました。その頃の私は、以前の私を知っておられる方からよく「元気になったね」、「神様に守られているんだね」と言われていました。本当にそうなんです!いつも青い顔で唇の色も悪かったので、「その時は心配だったよ」と立美先生からも元気になってよかった、と言っていただいてます。
洗礼を受けたころの私は最悪の状態で、頻繁に心臓がパクパクしてました。今も忘れられない出来事があります。外出から帰る途中、心臓が苦しくなり、新横浜駅で途中下車し駅の公衆電話から西田先生に電話しました。
「先生、もうダメ。助けて…」そして電話で先生に祈っていただき、なんとか電車に乗りました。すると、誰かに肩を叩かれました。私は思わず「先生」と振り返りました。しかし、誰もいません。昼間で乗る人も少なく、しかも最後に乗ったため、席が無く立っていました。その後も肩にトントンと、2度感じました。私は「だれ?」と声を出して振り返りました。また、誰もいません。
しかし、その瞬間「神様」だと気づきました。本当に涙が止まりませんでした。私は泣きながら「神様」と呼んでいました。前に座っていた方が不思議そうに私を見上げていました。今もそのことは忘れません。それ以来、私は「神様、助けて!」と呼びません。いつもいてくださる神様の存在を知っているからです。その代わり「神様、ありがとう」と言うようになりました。
何年も受付のご用をさせていただいておりますが、神様が毎週、元気に横浜から礼拝に連れてきてくださると確信しています。本当に感謝です。心臓がパクパクするたびに、神様に「日曜日は礼拝に行かせてください。ご用をさせてください」とお祈りしますが、足取り軽く礼拝に来られる日曜の朝は、電車の中で「神様ありがとう!」と叫びたい気持ちになります。
もともと3ヶ月に一度、24時間心電図を身体につけて検査を受けていましたが、2017年から1年毎に変わりました。検査の時になると不安になったりもしましたが、今はそこからも開放されました。今私は病と戦っておられる方々のために「神様がきっと来てくださいます。待ち望んでくださいね。」と祈ってます。 (笠原記代)
「ですから、あなたがたが良いとしている事がらによって、そしられないようにしなさい。」(ローマ14:16)
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」(テサロニケI 5:16-18)