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◆主と共に生きる◆信徒の証し

NO.043   2018.04.22

■レイノルズ 百合子

 

私は3月19日~22日におこなわれた「癒しのワークショップ」に参加して受けた恵みを分かち合いたいと思います。当初は仕事の関係で一部参加するつもりが、不思議なことにその週仕事に次々とキャンセルが出て、ほぼすべてのセッションに参加することができました。テキサスからいらしたシューミン先生はとてもわかりやすく、感情の癒し、霊的解放、身体の癒しについて
語ってくださいました。ことごとく、「very easy!、とても簡単ですよ!」という先生の言葉に最初は半信半疑でしたが、セッションが進むごとに先生のおっしゃる意味がわかってきました。
まず、先生は「聖書の中でイエス様は人に罪を告白させる前にまず、感情やその方の持っている問題にふれられました。罪の告白の前に私たちの中にある否定的な感情がまず取り扱われることが大切なのです」と語られました。ワークショップに参加した全員は先生の導きで、「否定的な感情を抱いている人のことを思い浮かべてどのような感情をいだいているか」について思う時間を持ちました。私は仕事関係で、いつも私や周囲の人の言動をコントロールするKさんという人がいて、Kさんが私や他の人に何か言ったり、指図するたびに苛立ちや怒りが起こっていたことを思い出しました。それで、Kさんに対する全ての否定的な感情を告白し、手放す祈りをしました。
その後、「最後にその感情全てを箱なり、袋に入れて手放すことを頭の中で描いて、主にささげてください」と言われ、そのようにしてしばらくすると、心が平安で満たされ、以前のような怒りの感情は消えていました。何より、数日後、Kさんに会って普通に挨拶をすると、Kさんの態度ががらっと変わっていてびっくりしました。主は私を変えただけでなく、その本人まで変えてくださったのです。今はKさんが教会に導かれ、救われてほしいと祈る思いが与えられ主に感謝です。
エペソ人への手紙4章26~27に「怒っても罪をおかしてはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。悪魔に機会を与えないようにしなさい」とありますが、罪をかかえたままでいることでサタンは、私達の中に足場を作って主の声が聴こえないようになります。否定的な感情を日々悔い改めることで、主の声を聴き、御言葉を黙想する時にさらに主の語りかけや思いが理解できるようになることを改めて学びました。シューミン先生はこの癒しの働きを通して私達に変革が起こり、神の御国の拡大がされることが目的なのだ、と語られました。この癒しのミニストリーを通して主が働かれ、多くの兄弟姉妹が癒され、そしてまだイエス様を知らない人々が癒され、救いを受けることを期待します。
(レイノルズ 百合子)

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