■上田恵利
私たちは「夫婦になるにあたり一致した信仰の土台を築きたい」という思いで、共に成長できるセルグループがある教会を探し、東京ホープチャペルに導かれました。その後、 2017 年 1 月に婚約をし、結婚に向けて準備を進めるにあたり、マリッジコースが開催されると聞きました。すぐに参加したい、と申し込み、主に守られて受講することができました。周りの方々から「結婚前に受けるのはどうだった?」と聞かれることがありますが、答えは「とっても良かった!」です。
これからの結婚生活の中で、未体験の衝突があると思いますが、その時に「感謝を忘れない」、「相手を変えようとしない」といった心構えや祈り方を予習できたことは大きな恵みです。
家族として一緒に生活すると、意見や感じ方を一致させることが当然と思いやすいです。
しかし、実際には 2 人は違うものであり、だからこそ、しっかり、お互いに向き合って
「話す」「聞く」という基本的なコミュニケーションを欠かしてはいけないことを学びました。そして、意図的にコミュニケーションと愛の実践の時間として、マリッジタイムを設けることの重要性を学びました。
また、改めてお互いの傷や棘について確認し、互いに赦しあい主に告白し祈ることで、主にあって清め癒された2 人だと確信して結婚に歩めることも祝福でした。特に、赦せると思うから赦すのではなく、信仰によって「喜び・赦し」を選びとっていくことが大事であると学びました。これは、夫婦のみならず人間関係全てにおいて主の子供として歩む上で重要なものです。実践していくことは難しくもありますが、少しずつできるよう努力していきたいです。
そして、マリッジタイムは二人の今までの歩みを振り返り、愛し愛されていることについてお互いに感謝できる時間でもあります。マリッジタイムにより、夫婦として歩む上で、「今」だけでなく「愛情を確かめあう未来」を期待できることも幸せです。
結婚してから、こんなはずじゃない、と思うことは多少あると思いますが、そんな私の考えをはるかに超え、主が引き合わせ、支えあう二人として導いてくださったことを改めて結婚前に実感できて感謝です。結婚してからこそ、その確信を持ち続けられるようマリッジコースで学んだことを実践していきたいと思います。
先輩夫婦の分かち合いのビデオでは、複数回マリッジコースに参加している方々のお話があり、私達もまた結婚して参加したいと思います。その時毎に異なる課題、異なる発見があり、恵みとなることが今から楽しみです。
(上田恵利)