閉じる■2:宮恵子
私がイエス様と出会ったのは、幼稚園の時でした。幼稚園で聞いたイエス様のお話や家の近くの教会の日曜学校で聞いたイエス様のお話が大好きでした。そのためか、心にイエス様の御言葉が残り、イエス様の生き方に憧れました。しかし、大人になってから日々の忙しさや自分の欲望にまぎれて教会に行かなくなりました。
10年前、他人の幸福を喜べない自分の姿に気付いた私は、再び教会に行くことにしました。当時通っていた教会の先生は本当によくしてくださいましたが、病気のため結局その教会には通えなくなってしまいました。
病気が治った後、しばらくして友達のゴスペルのコンサートに行ったとき、
「ホサナ」という曲を聴きました。歌詞の意味は分かりませんでしたが、「ゴスペルを歌いたい」と強く思いました。実際に、ゴスペルチームに入り曲の歌詞の
意味が分かってくると、その歌詞に元気づけられることもしばしばありました。
次第に、もう一度イエス様の御言葉を聞きたい、再び教会に行きたいと思うよう
になりましたが、なかなか実現できませんでした。
そんな中、昨年の11月に股関節の手術で入院した際に、気持ちが不安定となった私は同僚の横山のぞみさんに連絡をしました。彼女から「神様にその気持ちを話すと楽になるよ」と言われ、祈りをしました。すると、不思議と気持ちがとても楽になりました。それを機に、退院したら絶対に教会に行こうと決心し、ホープチャペルを訪ねました。西田先生が話されるメッセージはすべて私に向かって語られているようで、色々なことを気づかされました。特に、「神様はあなたを愛している」という言葉は私の心の支えになりました。
ホープチャペルで洗礼を受けて聖書について学んでいくうちに、未熟な私でよいのだということが分かり肩の力が抜けました。そして、少しずつ未熟な自分を受け入れられるようになりました。また、日常生活の中でも神様のメッセージを受け取れるようになりました。
私はセルにも参加していますが、特に、今まで誰にも話せなかった悩みを話した時、受け止めてもらったことは本当に感謝でした。まだ、他の人のために心から祈る余裕が持てない私ですが、神様のメッセージを受け取り自分が満たされつつ、これからは他の人の為にも祈るようになりたいと思います。（宮恵子）