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NO.016   2009.07.19

 ■札幌ホープチャペル    田之岡 雪美

 

教会に行くようになる前は、夫のことお金のことなど不安が強く毎日が疑心暗鬼でした。長く一緒に夢を追いかけてきた仲間とも気持ちがすれ違い、どんどんバラバラになってしまい苦しくなるばかりで能力開発のプログラムをやっていても、思うようにいかずイライラが募り何かが空回りして自分ではどうすることも
出来ない状況でした。夫との喧嘩もエスカレートするばかりで真剣に離婚も考えました。
そんな頃になんとなく読んでいた自己啓発やスピリチュアルなどの本に共通して聖書の 文言や考えなどが多くあり、幼少の頃に教会学校に通っていたことを思い出し「また教会に 通いたいな」とぼんやり思い始めました。とにかく何か行動しなくてはとの思いから友人の 覚張さん主催の朝塾に久しぶりに行くとほどなくして、たまたま北海道にいらしていた渡辺 牧師先生との出会いがありました。先生の話を聞いているうちに、「やっぱり教会に通いたいな」との思いが強くなりどこか札幌で通える教会があれば紹介をして欲しいとお願いをしたところホープチャペルの西田先生を紹介していただき、覚張さんから案内が届きました。今思えばあの時、私は精神的にもギリギリの状態だったと思います。
覚張さんより札幌ホープチャペルの案内が届き、夫にも一緒に行って欲しい思いはありましたが、宗教に対しての印象が良くないことを知っていたので自分ひとりで参加することを夫に伝えると、「一緒に行く」と聞き耳を疑いました。でもその時に夫も何とかしたい思いがあるのかな?と少し安堵したのを覚えています。
少し緊張して礼拝に行くと西田先生のお人柄に救われた思いでした。そしてすぐに洗礼を受けてクリスチャンとして西田先生の下で心の勉強をしようと考えていました。
洗礼を受ける前の4月の礼拝で先生に全てを告白する機会があり、話をすることで自分の中で溜まっていた思いが溢れ出しました。でもそれで、これからクリスチャンとして生きていくことの覚悟ができたと思います。
 これからどういうクリスチャンになりたいか、ハッキリしたものはまだありませんがまず自分の心が穏やかで過去に囚われることなく、幸せだと思えるようになったら次は私のように一人で思い悩んでいる人の助けになれるようになれたらと思っています。

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