■「粋な神さま」 大阪ホープチャペル 西村政明
それは 2008 年の目標のひとつでした。
15 年間、私から水墨画を習っておられ、九州に転宅された悦子さんに会うことでした。彼女の友人と共に九州に行き、静かな時の中で三人で共に歌い合うことができると思っていました。その歌は「アメージンググレース」と決めていました。そんな思いを持って、歌詞をプリントしたものを3枚持っていたのです。
列車を乗り継いで行った佐賀県伊万里で、その夜は会った喜びを語って翌日になりました。
そして二日目、思いがけなく彼女の娘さんの運転で、島原観光に連れて行って下さったのです。
原城、普賢岳の災害メモリアルなどを見学して、あと2時間でお別れする時間が近づいていました。
「あー、歌う間はなかったなァ」と思いました。
その時です!
「先生わたし今、ダンスを習っているの。今月、アメージンググレースをワルツ風に踊ることになったのです。
でも、その歌詞を私は知らないの」
と言ったのです。
「私が持っています」と歌詞を渡しました。
私たちは、車の中で移動しながら歌うことができました。
それから別れてからは毎週、元気に踊り、写真を見ながらこの唄を口ずさんでおられるようです。
何と!神さまって粋なはからいをする方ですね。私は胸がキューンとなりました。
「ハレルヤ神さま」これは偶然ではない。
私が神様にお祈りし、思いを持っていた数ヶ月前のその日から、神の計画に採用されていたのでした。
神さまとつながる唯一の“祈り”を大切に、粋な神さまを賛美します。ハレルヤ!