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NO.002   2008.09.11

 ■「日本福音宣教会全国聖会に参加して」         村山 清門

 

  8月14、15と日本福音宣教会の全国聖会が行われ、全国から250名を超える兄弟姉妹が参加されました。

 

 今回「愛」(ローマ5:8)というテーマで、三回のメッセージがなされました。

 

 まず、「愛」は名詞でなく「愛する」という動詞であるということです。つまり、 愛には行動が伴わなければならないということです。私たちの愛は行動が伴って いるでしょうか。口先だけで終わってしまっていませんか?さらに愛には、重荷を 負うこと、関わるということ、担う、歩みを共にするということが含まれます。 愛することは簡単ではありません。そのためには、まず私たちの固定概念、常識といった枠を取り払わなければならないのです。神様からの愛は、その人自身を変えます。”どんな人でも”イエス様に従う中で愛の人へと変えられていくのです。その愛を隣人にも押し流していこうではありませんかというチャレンジでした。

 

 第二に、私たちが神様に願い求める、喜び、平安、勇気などの事柄は全て愛の中にあるものであり、つまり求めているものは「愛」そのものであると言います。全ての思い煩い、悩みの解決は愛にあるのです。そしてそれは、求め続けるときに解決がなされていきます。真剣に求め続けているでしょうか。真剣に神様と向き合っているでしょうか。

 

 第三に、神様から愛を受けている私たちですが、それを自分自身の中にただ留めていたり、拒否していることはないでしょうか?私たちが受けている愛は、流さなければなりません。そうしなければ風化してしまいます。常に私たちが神様からの愛を満ちあふれるほどいただき、循環させていくことが必要なのです。私たちが受けているあふれるばかりの愛の恵みを自分だけで終わりではないのです。今度はその恵みを隣人に分けてあげる番なのです。実際どうすればいいの?心配する必要はありません。神様に従っている中で、自然と分け与える事が出来るのです。私たちが神様の愛の中で変えられていったように…。

 

 私自身「はっ!」と目が覚まされたそんな聖会となりました。様々な言い訳をしてきた、人間的な常識の範囲内で物事を考えてきた、自分自身が愛で満たされればそれで満足だ、という自己中心があらわにされ、様々な罪があらわにされ、新鮮であり、今まで滞っていたものが取り除かれ、更なる信仰成長の促しを受けました。

 

 皆さん、求め続けましょう、祈り続けましょう。神様と真剣に向き合って行こうではありませんか。

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