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2024.05.05

「一人一人の賜物を活かそう」

 

実に、私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行いに歩むように、その良い行いをあらかじめ備えてくださいました。(エペソ 2:10) それぞれが賜物を受けているのですから、神の様々な恵みの良い管理者として、その賜物を用いて互いに仕え合いなさい。(Ⅰペテロ 4:10)

 

5月2日~4日までの三日間、山梨県の清里において「信仰成長バイブルフェロシップ」が開催されました。53名の兄弟姉妹が、大阪、三島、長野、石川、東京からと参加してくださいました。講師に埼京のぞみチャペルの播義也牧師を迎え「一人一人の賜物を活かそう」と題して、ワークショップを導いていただきました。
三日間天候に恵まれ、八ヶ岳や富士山を眺望でき、聖霊の導きの中で神様の恵みに溢れた時となりました。
第1、2セッションでは一人一人をキリストがどのように摂理の中で選ばれ導かれたか、そしてキリストを信じるようになったか、キリスト前(BC)の状況を思いめぐらしました。そしてキリストを信じてからどのようにキリストが私たちを取り扱い導かれてきたか(AD)ということを「タイムライン」に書くことで鮮明化いたしました。するとそこには深い神様の御手があり、またいろいろな人たちを用いて導かれてきたことを受け取ることができました。
「実に、私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。」とのみ言葉を通して、私たちは神様の作品であること、一人一人は神様が備えられた物語であることを認識いたしました。神の作品とはギリシャ語で「ポイエマ」といい、英語の「ポエム(詩)」の起源となった言葉です。そのように私たちの人生を通して神様が語られる物語そのものであり、また奏でる詩であることを覚えたのです。
そして、第3、第4セッションではその神様のポエムとして、どのような賜物があるのかということをSHAPE(型)と言う言葉を通して理解いたしました。一人一人にはその人ならではの型があり、それを知ることでさらに神様の働きを勧めることができることを学びました。
第一はSHAPEのSです。これはSpiritual giftのことです。霊的賜物です。神様が下さったどのような霊的賜物があるかをチェックいたしました。
第二はSHAPEのHです。これはHeartのことです。すなわち情熱のことです。何に対して情熱を抱くかです。
第三はSHAPEのAです。これはAbirityです。生まれてから今までに得てきた技術や能力のことです。
第三はSHAPEのPです。これはPersonarityです。人格としてのタイプです。思い付きタイプか、着実タイプか、内向的か、外交的か。自分のタイプを見極めることです。
第四はSHAPEのEです。これはExperienceです。その人が経験してきた体験がその人の方に影響しているのです。いじめ、不登校、病気、家族の喪失、介護、子育て、教会生活、更には素晴らしい学びや体験を思い起こしました。そのように、自分の型やタイプを知ることで自分自身を理解し、賜物を活かして用いる道が備えられてくるのです。
教会はキリストの体です。その共同体に導かれた私たちは「それぞれが賜物を受けているのですから、神の様々な恵みの良い管理者として、その賜物を用いて互いに仕え合いなさい。」と言うみ言葉に従って歩んでまいりましょう。

 

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