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NO.687  2021.10.17

「祈りは応えられる」

 

みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。忍耐の限りを尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。(Ⅱテモテへの手紙4:2)

 

10月9日土曜日に、大阪にて近藤泰男兄が洗礼を受けられました。丁度、緊急事態宣言も開けたところでしたので、久しぶりの礼拝再開と、洗礼式の恵みに心より感謝をささげました。
近藤泰男兄は奥様の近藤恭子姉の長年の祈りの答えでした。ご主人が東京転勤の間にお二人で東京ホープチャペルの礼拝にも参加くださったこともありました。大阪に戻られてからも、奥様は熱心に教会に集われ、ご主人様も北浜での礼拝が始まって以来、礼拝に集うようになっておられたのです。礼拝に集った教会のメンバーの方たちも本当に喜んでくださいました。
祈りは必ず答えられることを覚えたいと思います。祈りにはすぐに答えられるものもあれば、何年も祈りを継続していかなければならない祈りもあるのです。特に、家族の救いはそうです。まだまだ祈りが答えられないように思う時もあれば、もう無理かもしれないとあきらめてしまいたくなる時もあるかもしれません。しかし、あきらめないで、祈りを継続していくものとなりましょう。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」と語ったパウロの言葉は今も変わることはなく、真実です。
また、祈りつつ、自分自身がキリストのモデルとなって、主イエス様を信じ、喜びと賛美の生活を継続していくことが大きな証しとなります。近藤兄弟が洗礼を受けようと思われた大きな動機の一つに、奥様の信仰の姿を見られておられたのです。そうしてその姿を見て自分もキリスト者になりたいと思われたのです。
奥様は神様に正直に生きておられる方です。非の打ちどころのない、立派な、強いクリスチャンというわけではありません。様々な弱さを持っておられますが、その弱さを自覚されながらも、神様に助けを求め、神様の励ましをいただいて信じ続けてこられたのです。
私たちも普通のクリスチャンでいいのです。立派なクリスチャンを装う必要はありません。ありのままの自分をそのまま神様に訴えて、神様に助けていただく者がありたいと思います。忍耐するようなことも多々ありますが、忍耐させられる中で、私たちの信仰は練り鍛えられていくのです。
ですから毎日の信仰の歩みを大切にしたいと思います。「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。」とありますように、良くても悪くても変わらず、神様に信頼し続け、証しし続けるようにしていきましょう。必ず神様の時は訪れます。信じる者にこそ主の勝利はあらわされるのです。
来週、10月24日は東京ホープチャペルで洗礼式が行われます。3名の姉妹たちが洗礼に向けて備えておられます。神様のなされる救いの業に心より感謝をささげます。

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