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NO.665  2021.05.16

「あなたもあなたの家族も救われます。」

 

二人は言った。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」(使徒16:31)

 

先週13日木曜日に、新潟在住の和田祥子姉妹のご両親、佐藤勉兄、敏姉が洗礼を受けられました。長年の和田兄弟姉妹のお祈りでしたが、神様がその祈りにこたえてくださり、明確な救いの確信と信仰の告白に導いてくださいました。
東京は一日雨でしたが、新潟は雲一つない五月晴れのお天気で、二人の洗礼式を心から祝福しているかのようでした。まさに「天において大いなる喜びがある」という聖書の言葉のように、私たちはもちろんのこと、天上において賛美と喜びが沸き起こった時となりました。
家族の救いは私たちにとって大きな願いです。私たちは家族の中でその先駆けとして救われたのです。ということは、神様のご計画が私たちの家族に明確にあることを覚えたいと思います。個人の救いはもちろんのこと、神様は家族全体にその救いと祝福を拡大されることが御心であり願いであることがわかります。
パウロがピリピに伝道を行ったときのことでした。占いの霊につかれた女がパウロの祈りによって解放されました。しかし、彼女を使って商売をしていた人たちは商売ができなくなり、パウロは訴えられて捕らえられ、鞭打たれ投獄されたのでした。
パウロとシラスが牢獄で神に祈り賛美をささげていました。すると、獄舎の土台が揺れ動き、牢の扉が全部開き、鎖が解けてしまったのです。目を覚ました看守は囚人たちが逃げたものと思って自害しようとするのですが、パウロは「自害してはいけない。私たちはみなここにいる。」と声をかけたのでした。看守は神の御業に恐れおののき、「救われるためには、何をしなければなりませんか。」とひれ伏して尋ねるのでした。その時パウロは、「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」と言うのでした。
看守の家に招かれたパウロとシラスは看守と看守の家族全員に福音を語たります。そうして全員が主イエスを信じ、その晩に洗礼を受けたのでした。看守だけではありません。看守の家族全員です。
神様の言葉は生きています。あなたが主イエス様を信じれば、神様の約束はあなたの家族全員に広がっていくのです。
取税人ザアカイが救われた時も、イエス様は「今日この家に救いが来ました。」と言ってくださいました。神様はあなたとあなたの家族を救ってくださいます。それは全く神様のみこころなのです。ですから、一見家族がなかなかイエス様を信じてくれないと思える状況であっても、決してあきらめてはならないのです。私たちの予想や思いを超えてイエス様は働いてくださいます。
あなたの家族が救われるように祈り直そうではありませんか。外側の反応に惑わされることなく祈るのです。神様は素晴らしい御業を用意して備えておられます。神に祈り賛美を絶えずささげてまいりましょう。

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