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NO.647  2021.01.10

「変わらないお方に目を向ける」

 

イエス・キリストは、昨日も今日も、とこしえに変わることがありません。(へブル13:8)

 

緊急事態宣言が、1都3県に発令されました。続いて今週には大阪、兵庫、京都、名古屋なども、追加される見通しです。教会としても、2月7日まではライブリモート礼拝へと移行します。徒歩や自転車圏内の方々は礼拝に参加が可能です。ただ無理はされないようにお願いいたします。
どうか兄弟姉妹はご自宅で、ネットを通して礼拝に参加ください。教会ホームページからライブ礼拝に入ることができます。また、YouTubeやFacebookでもライブ礼拝が視聴できます。東京ホープチャペルという名前で検索してみてください。
また、ネット環境のない兄弟姉妹にはCDや週報をお送りいたしますので、是非遠慮なく申し出てくださいますようにお願いをいたします。この大きな危機を互いに支え合い祈り合いながら乗り越えてまいりましょう。キリストの愛の共同体としての真価が発揮される時と言えます。
2020年から2021年にかけて大きな時代の変化のただ中に突入していると言えます。コロナ禍がもたらす社会的変化、行動の変化、考え方の変化が起こっており、私たちの対応が求められているのです。今までの生活習慣ではこのコロナ禍を乗り越えることが難しいのです。仕事もテレワークに大きくシフトしつつあります。また仕事を失う人や、家に引きこもる人も増えています。互いの意思疎通もどのようにすればよいか。試行錯誤が続きます。また、このような混乱した状況で、不安と恐れが広がっています。まさに生き方そのものが問われているのです。
聖書の視点から見るならば、今大きな揺り動かしが起こっていると言えます。へブル12:26-28には揺り動かされないものが残るために、揺り動かしによって不要なものが取り除かれることが記されています。揺り動かされないものとは神の御国のことだと記されているのです。
ですから今現在、コロナ禍によって私たちの今までの生活の土台が揺り動かされています。その揺り動かしの中で自分の力だけでは踏ん張っても踏ん張り切れないのです。聖書は、私たちに揺り動かされない天の御国を見上げて歩むことを教えています。
目に見えるこの世の全てのものはすべて過ぎ去っていきます。その中で変わらないのは御国の主であるイエスキリストです。このお方は昨日も今日も、とこしえに変わることがありません。」とあります。このお方を信じる者は御国の民となっているのです。御国の民と共にイエスキリストは共におられ、働き、助けてくださいます。
揺り動かしの中で、もう一度しっかりとイエスを見上げてまいりましょう。もしあなたの人生が揺り動かしにあっているとするなら、変わらないお方であるイエスに目を向けさせるためのものだということを覚えましょう。あなたがこの地上での役割を神様が示しておられる時ともいえるかもしれません。
とにかく祈りの中でしっかりとイエスに目を向けることです。

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