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NO.646  2021.01.03

「福音の力に生きる」

 

私は福音を恥としません。 福音は、ユダヤ人をはじめギリシア人にも、信じるすべての人に救いをもたらす神の力です。(ローマ1:16)

 

明けましておめでとうございます。2021年がスタートいたしました。どうか今年もよろしくお願いいたします。愛する兄弟姉妹の上に豊かな神様の祝福がありますようにお祈りをしています。
まだまだ新型コロナとの戦いは続きます。多くの兄弟姉妹のお顔を直接見ることができないのは本当に寂しいですが、ライブやリモートなどで繋がりながら、交わりを深めてまいりましょう。お祈りの課題等がございましたら、遠慮なく教会にご連絡ください。キリストの体として互いがつながり合ってまいりましょう。
さて、今年のみ言葉は「私は福音を恥としません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシア人にも、信じるすべての人に救いをもたらす神の力です。」(ローマ1:16)です。福音とは「良き知らせ」のことですが、特に私たちキリスト者にとっては「イエスキリストを通してもたらされた神の救いと神の国の現実の到来」のことです。
特にこの一年は「福音の力に生きる」ということがテーマです。
もう一度、私たちの人生の土台はイエスキリストの福音であることを確認いたしましょう。どのような状況や環境になったとしても、イエスキリストの救いは変わることはありませんし、色あせることはないのです。だれも、すでに据えられている土台以外の物を据えることはできないからです。その土台とはイエス・キリストです。」(Ⅰコリント3:11)とある通りです。
この現実の世界の中で、福音の力が生活のあらゆる面において現されますように歩んでまいりましょう。そのためには、「私は福音を恥とはしません。」とありますように、自分がキリスト者であることのアイデンティティーを確立いたしましょう。自分は何者か。自分はキリストを信じる者である。福音に生きる者である。そのような自己を確立いたしましょう。
福音に生きる者としての自己が確立されますと、周りの人たちに対して自分が堂々とキリスト者であることを告白することができます。あなたがキリスト者であることを周りの方々がはどれだけ認知されているでしょうか。積極的にあなたがキリスト者であることを宣言し、証をする一年といたしましょう。「信じるすべての人に救いをもたらす神の力です。」とあります。このコロナ禍の中で、人々は不安を抱え、先を見通せない日々の中で、救いと助けを求めている方々がたくさんおられます。今まで聞く耳を持っていないように思えた方も、あなたの姿を見て、その確信がどこから来ているのか知りたいと思っておられるかもしれません。あなたの果たす役割はとても大切なのです。
この一年、福音の力があなたの生活に現わされますように、神の喜びの命があふれ、賛美と感謝が満ち、あなたの存在を通して、キリストの恵みが周りの人たちにあふれてまいりますように心よりお祈りしています。福音の力とは、祈りの力であり、聖書のみことばの力であり、生きる命そのものです。あなたのうちにその命があふれてまいりますように、共に祈りつつ歩んでまいりましょう。

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