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NO.614  2020.05.24

「想像を超えた神の力」

 

この人たちは、婦人たちやイエスの母マリヤ、およびイエスの兄弟たちとともに、みな心を合わせ、祈りに専念していた。(使徒の働き1:14)

 

緊急事態宣言がいよいよ明日25日に解除される予定です。4月7日に出された緊急事態宣言でしたがおよそ一カ月半ぶりの解除となります。もちろん、解除と言っても他県への移動の自粛要請は続きますし、東京都のロードマップによれば、三段階に分けて徐々に解除を目指すことになっています。
それに伴い私どもの教会の礼拝も31日から会堂での礼拝を再開いたします。ただし、教会の収容人数を考慮し、三密を避け、第1、第2の礼拝をそれぞれ30名に限定してスタートいたします。それ以上来られた場合は2階ラウンジでの礼拝参加となります。まだ不安を感じておられる方々は無理をされず、6月7日からの礼拝に出席されますようにお勧めをいたします。今まで通り、ユーストリーム、YouTube、フェイスブック、でライブ礼拝が視聴できますので、ネットを通して礼拝に参加くだされば感謝です。
礼拝再開に向けて、教会も様々な対応をして、万全の態勢で臨みたいと思っております。すでに、会堂全体に光触媒によるウィルス除去消毒(光に反応してウィルスが張り付かない薬剤を会堂全体にコーティング)を行いました。賛美リーダー、説教者と会衆との間にアクリル板を設置し、飛沫感染防止をいたします。また、今まで通り、マスクの着用、消毒、除菌液、換気を行い、準備を整えてまいります。安心安全な形で、共に集まる礼拝を目指していきたいと思います。
そのような備え以上に必要なことは、祈りによる備えです。どうか兄弟姉妹、一致団結して、新しい礼拝生活、信仰生活スタートのために祈って備えてまいりましょう。祈りあれば憂いなしです。特に、31日はペンテコステの礼拝です。初代の教会に聖霊の油注ぎがあり、信仰の変革と教会の体質が刷新され、イエス様の宣教命令に献身していったように、私たちも祈りの生活習慣をもう一たび確立いたしましょう。
聖霊がそそがれる前、弟子たちはみな心を合わせ、祈りに専念していた。」とあります。彼らは自分たちの弱さを自覚していました。また当局者による迫害を恐れていました。恐れと不安の中で、彼らは祈りに導かれて行ったのです。祈りの中で取り扱いを受け、聖霊に飢え渇き、ひたすら神に叫び祈り続けていたのです。その時、聖霊が臨み、弟子たちをはじめ、120名の信徒たちは聖霊の圧倒的な満たしを経験することになったのです。そうして内側から大きく変えられていったのです。
私たちもコロナ後の信仰の在り方が問われています。いつ何時、どのようなことが起こるかわからない終末の時代に生きているのです。そのことを自覚しながら、生き方の転換が求められているのです。
悔い改めの時、方向転換の時です。そのことを真剣に受け止め、聖霊様の助けを求めましょう。コロナ前とコロナ後はこのように変えられたと言えるキリスト者になりたいと心から願わされています。あなたも一緒に立ち上がってください。

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