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NO.613  2020.05.17

「想像を超えた神の力」

 

どうか、私たちのうちに働く力によって、私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊かに施すことのできる方に、教会により、またキリスト・イエスにより、栄光が、世々にわたって、とこしえまでありますように。アーメン。(エペソ3:20-21)

 

神様は愛する兄弟姉妹のお祈りに応えてくださり、大いなる御業を現わしてくださいます。昨日神様は素晴らしい証しを見させてくださいました。イエスキリストに感謝を捧げつつお証をいたします。
ご存知のように、昨年8月末に大腸がんの手術をいたしましたが、6カ月検診で、肝臓に転移していることがわかりました。5ミリ大の腫瘍がCTでもいくつか確認されました。まずは手術をしないで、抗がん剤治療をしようということで、3月後半に第1回目の抗がん剤治療を行いました。当初は最低3回行い、経過を見て手術という予定でしたが、病院にコロナ感染のクラスターが出て、外来がストップという状態となりました。
担当医と相談の結果、転院しての治療継続を計画しておりました。そうこうするうちに糖尿病の薬をいただいている内科クリニックが再生医療の認定医で、ガン免疫治療を行っていることが、たまたま見たHPでわかり、現状を話し相談をいたしました。面談の結果、ペット検査とCT検査をして、もう一度現状を把握し、それから治療方針を決めたらどうかということになり、さっそく12日に検査を受けました。
そして15日にその検査結果の報告を受けました。先生が「本当に、ガンが肝臓に転移していたの?」と言われるので、「どうしたんですか?」と聞き返しました。すると、ペット検査とCT検査の結果、調べた腫瘍マーカー(癌ができると血液に特別なホルモンや酵素などの物質の値が増加する)のすべての種類の値が正常だというのです。CT画像を見ても、腫瘍が見当たらないと言われます。私は最初先生の話が呑み込めず、「ということは癌がなくなり、今は正常ということですか?」と聞きますと、「検査の結果はそう出ているよ。だから抗がん剤治療はする必要がないんじゃない。」と言われたのです。私は耳を疑いました。画像を見せていただきましたが、あるはずの腫瘍がたしかにないのです。本当にハレルヤ!です。ただ、予防も含めて、免疫治療(血液を培養してNK細胞を増殖させ投与する。副作用もほとんどない)をしたらということになりました。また、加えてわかったことは、糖尿病の指標となるHbA1cの値も5.8と基準値範囲内となり、改善されていたのです。愛する兄弟姉妹にご心配をおかけいたいましたが、本当にお祈りとご支援に心より感謝をいたします!
兄弟姉妹の祈りがなかったら今回のような結果は得られませんでした。想像を超えた神様の御業を体験いたしました。まさに神様は私たちのうちに働く力によって、私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊かに施すことのできる方」です。愛する皆様の祈りが集められ、一つにされることがどれほどの力を生みだしたことでしょうか。また、その祈りによる協力が、癒しを生み、その証しが恵みとなって伝播されることを示してくださっています。
今日も神様は生きて働いておられます。私たちの現実世界では、思いがけないことが次々と起こります。しかし同時に、神様も人知をはるかに超えて、豊かに働いておられるのです。
私たちもますます祈りを一つにいたしましょう。互いの愛と信仰を一つにいたしましょう。それは大きな力を生みます。人と比較したり、競い合ったりするのではなく、祈りを通して励まし合い、助け合ってまいりましょう。
すべての栄光と誉を、愛するイエス・キリストにお捧げをいたします!

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