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NO.608  2020.04.12

「主はよみがえられた‼」

 

「あなたがたは、なぜ生きている方を死人の中で捜すのですか。ここにはおられません。よみがえられたのです。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。」(ルカの福音書24:5-6)

 

コロナウィルスによるネット礼拝が続いています。関東4都県に緊急事態宣言が発令され、様々な職種に対して休業要請や自粛要請が発令されました。
私どもの教会ではすでにインターネット礼拝・家庭礼拝に切り替えています。しかし、緊急事態宣言が5月6日までということですので、共に集まる礼拝の自粛を5月3日まで継続することといたします。まことに残念ではありますが、主イエスキリストにある希望の忍耐をもって乗り越えてまいりましょう。
それまで聖日礼拝は午前9時、11時の二回、ライブ配信を行います。兄弟姉妹は是非ライブ礼拝を通して礼拝にご参加ください。また水曜日の祈祷会は通常通り開催していますが、この祈り会も今週15日からライブ配信をいたします。教会に来られない兄弟姉妹は是非祈り会にもご参加ください。ライブ礼拝・ライブ祈祷会は東京ホープチャペルのホームページを開き、インターネットライブ礼拝を押して(クリック)いただければ視聴ができます。また、同じホームページ上から、日曜礼拝は動画配信も行っていますので、是非ご利用ください。
また、ネット環境のない兄弟姉妹は、各自、聖書を開き神様の語りかけを聞き、祈りをして礼拝を捧げてください。今週は詩篇42篇を読まれることをお勧めいたします。テーマは「主を待ち望め」です。
さて、12日は復活祭(イースター)です。イエスキリストは十字架にかけられましたが、3日目によみがえられました。しかし、弟子たちはそのことが理解できず、イエスの死を深く悲しみ途方に暮れていたのです。イエスに従っていた女たちはそれでもイエスの墓に向かい、何とかイエスのからだに香料を塗ろうとしたのでした。
しかし、墓についてみると墓石は転がされ、イエスのからだは見当たりませんでした。その時み使いが現れ、「あなたがたは、なぜ生きている方を死人の中で捜すのですか。ここにはおられません。よみがえられたのです。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。」と語るのでした。
長い悲しみや苦難が続くと、またそれがリアルだと私たちの意識は影響を受けて落ち込みます。希望が持てなくなり、否定的なことばかりを考えるようになってしまいます。今のこのコロナウィルス感染の不安や恐怖は私たちの意識にまで影響を及ぼしてきます。ちょうど弟子たちや女たちのようです。復活という喜びの知らせでさえ、にわかには信じられないのです。私たちの感情や意識と体は全部つながっています。そして闇の力は私たちの意識や考え、感情を否定的なもので満たし、希望を失わせようと暗躍しているのです。
み使いはガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。」と女たちにイエスの言葉を思い出させようとします。これがポイントです。私たちが負の思考や感情から抜け出すためには「イエスの言葉を思い巡らす」ことが必要不可欠なのです。どうか、自分の心の中に信仰を満たすために、神のみ言葉に触れ続けましょう。また、実際に口に出して告白をするのです。あなたがメディアを通して取り入れているネガティブな情報を神のみ言葉に変えてください。そのための工夫をいたしましょう。聖書を音読してみる。み言葉を暗唱し、絶えず告白する。賛美歌を流す。信仰の分かち合いをセルや教会の兄弟姉妹とする。何とか互いにコンタクトを取って交わりを絶やさないようにいたしましょう。キリストは確かに死を打ち破んてよみがえられたのです!「平和のきずなで結ばれる」

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