「信仰の視点を養う」
あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。Ⅰコリント 10:13

先日、札幌に向かっていた飛行機でのことでした。いよいよ着陸かなと思っていた矢先、「濃霧発生のため、成田に引き返す可能性があります」と突然機長のアナウンスがありました。霧が晴れるまで30分以上新千歳空港の上を飛んでいるので、もうこれ以上待機できず成田に引き返さざるをえないかと思っていました。すると、待機ぎりぎりの時間だったのですが、何とか着陸できるとのアナウンスが流れて、着陸することができ、集会をキャンセルせずに済みほっとしたことでした。
人生には思いがけない「想定外」のことがよく起こります。今、世界を騒がせている新型コロナウィルスの感染拡大も想定外の事態が起こりつつあります。日本国内においても中国人と接触のない人たちからも感染者が出始め、感染ルートの想定を越えての発症に、不安が増大しています。そうなると不安が増大するので、心して落ち着いてしっかりと対応しなければなりません。
想定外のことが起こった時、一番気をつけることは「パニックに陥らないこと」です。慌てふためいてどうしてよいかわからず、気が動転してしまうのです。
しかし、私たちの考えや経験、視点からは想定外のことが起こったとしても、神様の視点から見れば、それらはすべて神の手の中で起こった「想定内」のことであることを覚えたいと思います。まだその答えや道は私たちの目からは見えないかもしれませんが、必ずその道は現れ、開かれてくるのです。
パウロもコリントの教会の人たちに「あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。」と書いています。自分だけが初めて経験したように思っていても、どこかで誰かが経験していることなのです。ですから驚き、不安がるのではなく、そこに働かれる神様に目を向けることが大切なのです。
パウロは、 「神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。」と続けています。神は真実なお方です。うそや偽りを言われるお方ではありません。ですから、神は耐えられないような試練には決して合わせられないのです。乗り越えられない試練はないし、耐えられない試練はやってこないのです。そればかりではありません。耐えることのできるように、試練とともに脱出の道を備えておられるのです。
試練に合わない方がよっぽどよい。と試練や困難が大きいと思う人もおられるでしょう。しかし、神様はあなたに試練を乗り越える信仰を与えてくださり、神様に信頼して歩むことを学ばせてくださっているのです。必ず乗り越えられる。神の御言葉を信じて今日も固く立とうではありませんか。信仰の視点であなたの人生を見てください。神様の栄光があなたの上に輝いているのを見ることができるのです。