「大胆に語ろう」
それでも、ふたりは長らく滞在し、主によって大胆に語った。
主は、彼らの手にしるしと不思議なわざを行わせ、御恵みのことばの証明をされた。
使徒 14:3

高知県室戸市に今話題となっている水族館があります。その名は「むろと廃校水族館」。高知県室戸市は深刻な人口減少に悩まされていて、かつて5万人いた人口が今では1万5千人にまで減少しています。何とか町おこしをしようと、132年間地域の子どもたちを育ててきた小学校を改修し、2018年4月に「廃校水族館」をオープンさせたのです。すると、当初の予想を裏切り、1年余りで、人口の10倍を超える20万人が来館する人気施設になったのです。
最初は、「無駄な投資だ」「観光客など誘致できるはずがない」と言った議員や漁師たちの反対もありましたが、ウミガメ大好きな若月元樹名物館長やそれを支える市長の熱意に動かされ、開館にまでこぎつけたそうです。電車も通らず、高速道路もなく、県庁所在地からは2時間半という立地ですが、 ゴールデンウィークともなると道は大渋滞となり、県外からも多くの人たちが押し寄せるそうです。
この廃校水族館の一番の特徴は、小学校をそのまま残し、25メートルのプールは大型水槽にし、サメやウミガメを泳がせ、跳び箱には金魚。手洗い場では貝などに触れるタッチプールになっているとのこと。水族館魚やカメはすべて地元の漁師さんたちが取ってきたものばかりで、タダです。
アイデアと熱意があれば、過疎の町も観光地に変身できる。廃校を利用して水族館にするという逆転の発想が生み出したのです。今では、全国から視察に訪れたり、海外のメディアからも取り上げられているそうです。
さて、私たちの信仰も時に大胆さが必要だと思わされます。もちろん無謀に何でもやれというのではありません。よく祈って、準備することが大切です。しかし大胆にチャレンジすることが必要なのです。
日本人はよく「縮み思考」だと言われています。何かやろうとすれば、人から反対されないか。いろいろ言われないか。批判を受けないか。と心配します。周りからどう言われるかばかりを気にして、大胆に踏み出すことがなかなかできないで、安全志向の生き方に終始しています。
使徒の働きに出て来る初代教会の伝道者、パウロたちは多くの反対や迫害を受けましたが、主によって大胆に語り続けました。その時、主イエス様も働かれて「彼らの手にしるしと不思議なわざを行わせ、御恵みのことばの証明をされた」のでした。
私たちももっと大胆にチャレンジしましょう。み言葉を聞くだけでなく、み言葉を実践してみましょう。神様が下さった宣教のアイデアやプランがあれば、祈って大胆に挑戦してみましょう。神様はあなたをサポートし、助けてくださいます。
今年の教会のみ言葉は「私はすべてのことを、福音のためにしています。それは、わたしも福音の恵みをともに受ける者となるためなのです。」です。福音のためにどんなことでもいいチャレンジしてみようではありませんか。あなたの証しが人々を救いに導くきっかけとなるのです。