「すべてを福音のために」
私はすべてのことを、福音のためにしています。それは、私も福音の恵みをともに受ける者となるためなのです。(Ⅰコリント9:23)

先週、11日から3日間、愛媛松山のアンデレ宣教神学院のホームカミング(同窓会)が開催されました。創立してもうすぐ30周年を迎えることになります。私も創立当初から講師として8年近くご奉仕をさせていただいたので、懐かしい先生方との再会、その後卒業された先生方との交わりは恵み豊かな時となりました。今回は、それぞれの地域において宣教の働きをしている先生方、兄弟姉妹たち22名が集いました。現在開拓をしておられる先生や、二代目として教会を継承している先生方、スタッフとして教会に仕えている方々など、働きは様々です。しかし、その活動報告や事例発表で、神様の宣教ビジョンを受け取り格闘しながら励んでおられる様子がよくわかりましたし、共に日本の福音宣教のために熱く祈ることができたのは大きな祝福でした。
現在の日本のクリスチャン人口は2%くらいだと言われています。プロテスタントに限って言えば1%を切るとさえ言われています。もちろん現在教会に行っていないけれども自分がキリスト者だと自認している人たちを入れれば6%はいるとも言われてはいます。しかし、まだまだ福音化が進んでいるとは到底言うことはできません。
イエス様は「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。」(マルコ16:15)と宣教命令を発しておられます。このメッセージはすべてのキリスト者に語られているメッセージなのです。
み使いが福音を語るわけではありません。また天から声を聞かせて人々を救う計画なのでもありません。あくまで、先に救われたクリスチャンがイエスの救いの福音を携えて出て行って福音を伝えることが神様の計画なのです。あなたやわたしこそが福音の担い手なのです。
まず自分の中にあるキリストにある救いの喜びを明確にしましょう。礼拝の中で神様を賛美し、救われていることを本当に感謝いたしましょう。そしてその神にある喜びを、自分の家庭や職場や友人との交わりの場所にもっていって分かち合おうではありませんか。
次に、日々の生活の中で自分はキリスト者であるという自覚と認識を持ち、神が共におられて遣わされているという確信に立ちましょう。ちょうど、伝道者パウロが「私はすべてのことを、福音のためにしています。」と語っているように、福音のために仕事をし、家庭生活を営み、周りの方々と交わっているという意識で生活をいたしましょう。
そのためには私たちの生活をみ言葉と祈りで満たしましょう。そうしないと人への批判や不満が愚痴や裁きのことばになって出て来るようになります。聖霊の助けを受けながら、私は今、福音のために生きており、神からそれぞれ遣わさているのだ。と宣言して、毎日を始めていこうではありませんか。必ず神様の栄光があなたを通して現わされて行きます。