「恐れるな」

恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。（イザヤ41：10）

台風19号は関東、甲信越、東北地方に大変な被害をもたらしました。亡くなった方も多数おられ、復旧にどれだけの日数がかかるかも不透明な状況です。被災された方がの上に神様の慰めと励ましが豊かにりますように心よりお祈りいたします。
地球温暖化の影響からか、海水温が高く、10月になっても台風が日本列島を襲うようになりました。さらには台風のサイズが巨大化し、強力な暴風と豪雨を伴い、今までの経験値では測れないほどの被害が出て、防災対策も見直しを迫られているような状況です。
　私たちの人生にも様々な試練がやってきます。それらに対して私たちはどのような心構えで対処すればよいのでしょうか。聖書は「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。（イザヤ41：10）とあります。
先ず第一に、私たちは神のことばをしっかりと握り、不安と恐れから自分を守ることが大切です。恐れや不安はさらなる恐れと不安を呼び込みます。また、私たちの思考や行動もそのマイナス意識に支配され、慌てふためいたり、自分が何をしているのかさえも分からなくなってしまいます。
聖書は私たちに「恐れれるな。」「たじろぐな。」と語っています。これらの励ましは単なる気休めでも慰めでもないのです。その理由は明確です。「私はあなたとともにいる。」「私はあなたを強め、あなたを助け、私の義の右の手で、あなたを守る。」と神様が約束してくださっているのです。
この約束してくださっている神様が「わたしがあなたの神だから。」と宣言しておられるのです。このような宣言と約束をくださっている神様がほかにおられるでしょうか。
また、新約聖書においても、イエスご自身が「あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」(ヨハネ福音書16：33)と宣言してくださっています。常に私たちに勇気を与え、恐れるな。たじろぐな。と言われる神様の励ましに信仰に固く立とうではありませんか。このような聖書のみ言葉を絶えず口ずさみ、告白し、宣言し、暗唱しましょう。必ず生きた神の御声として心に響いてくることでしょう。
そして第二にこのようなみ言葉の土台に立って、信仰的に行動を起こしていくのです。時には果敢にチャレンジすることが求められるでしょう。またある時は慌てずじっくりと祈って備えることも必要です。その都度神様は最善の導きを与えてくださいます。
更に、第三に信仰的な考え方や行動を習慣化することが大切になります。泥棒が入って慌てて縄をなうようなことのないように、普段から信仰的に考え行動する習慣を身に着けることにチャレンジしましょう。それは礼拝や祈り会、日々のみ言葉と祈りの生活から培われてくるものなのです。あなたの今日の礼拝で神のみ言葉をつかんでください。この一週間み言葉に立って生きていきましょう。以前のあなたから大きく変化した自分に気づくことでしょう。