「一歩、一歩着実に」

「絶えず、私たちの父なる神の御前に、あなたがたの信仰の働き、愛の労苦、主イエス・キリストへの望みの忍耐を思い起こしています。(Ⅰテサロニケ1:3)
昨日、キリスト聖教団、練馬グレースチャペルの献堂式が行われました。新会堂は、50坪の土地に3階建てのとても現代的な会堂で、地域に開かれた教会を目指した会堂になっています。
練馬グレースチャペルは、1955年に創立され、今年で64年目になる教会です。私たちにもなじみの深い小笠原孝牧師先生から、現在は横田義弥牧師先生が三代目主任牧師として立てられています。
新会堂落成に至るまでのお話を伺いましたが、新会堂建設計画は実に28年前から始まったのだそうです。西武線沿線の300坪くらいの土地を探したそうですが、なかなか見つからず、また、リーマンショックで一度は計画がとん挫した時もあったそうです。しかし、老朽化した会堂の建て替えが急務となり、4年前より今までの土地に新会堂を建てることに決め、祈りを集めて、今回の新会堂献堂に至りました。
その間に、コツコツと会堂献金を積み立てられていきました。さらに素晴らしいことは地元の栄町商店街との結びつきが深まり、地域に根差した教会というイメージが定着していったのです。献堂式には町内会長さんをはじめ、町会の皆さんが多数お祝いに駆けつけてくださいました。
新会堂計画から28年の月日が流れましたが、その時間は決して無駄ではなく、地域に根差し、開かれた教会として受け入れられている姿に、すべてに神様の御計画があり、導きがあることを思わされました。練馬グレースチャペルの牧師先生をはじめ、信徒の兄弟姉妹の祈りと労苦があってこその新会堂落成だったのです。
私たちも、日々の一歩一歩の信仰の歩みを大切にしたいと思います。パウロが言っているように、一人一人の「信仰の働き」「愛の労苦」「主イエスキリストへの望みに忍耐」があって初めて実現される主の働きがあるのです。
時には多くの試練を通されることもあるかもしれません。また、涙なしには祈れないときもあるのです。しかしそれらすべてが働いて、神様の御業が実現するのです。
ときどき、神様がご自身の力でさっとお一人でされた方がよっぽど楽でストレスがないのではないかと思ったりします。しかしそれは神様のお心ではないのです。神様はご自身の計画と働きを私たちと一緒に実行したいと願っておられるのです。私たちは迷うこともあります。議論して意見が分かれたり、様々な試練を通ることもあるのです。しかし神様は忍耐強く私たちを待ってくださり、導いてくださったり、成長するまで見守ってくださったりするのです。そうしてなされる主の働きは私たちも、また神様も共に喜んでくださる働きとなるのです。
今日の一歩をないがしろにしないで、忠実に歩んでいきましょう。「一歩、一歩着実に」歩んでいこうではありませんか。主は多いなる業を私たちのために用意しておられるのです。