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NO.555  2019.04.07

「神のことばの真実さ」

 

そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。(イザヤ55:11)

 

国土交通副大臣の下関北九州道路建設をめぐる「忖度発言」が問題となり、結局辞任する状況になってしまいました。山口県が地元の安倍総理と福岡県が地盤の麻生副総理のおひざ元の道路建設をめぐり、副大臣自らが二人の気持ちを忖度し、早期完成を促したという発言が、利益誘導ではないかと問題になったのです。
福岡県知事選の自民推薦候補の応援演説のさ中での発言でした。発言が録音されており、追及される結果となってしまったのです。応援演説の勢い余っての発言か、もしくは自分の政治力を誇示したいがための発言であったかはわかりません。しかし、結局この不用意な一言で副大臣の職を辞してしまう結果となってしまったのです。 話す言葉の用い方とその大切さを改めて思い返す出来事でした。
私たちも何気ない言葉が、周りの人を傷つけたり、嫌な思いにさせたりすることがあります。多くの場合、発言する本人は傷つけるつもりでも、不快な思いをさせる意図もないのですが、結果がそうなる場合があるのです。特に、ある程度親しくなったりするときに行き違いが起こりやすくなってしまうので、かえって問題が複雑化してしまうこともあるのです。
私たちは普段から、丁寧に言葉を用いたいものです。あまり感情的にならず、やわらかで親切な言葉を多く用いるようにこころがけましょう。そのためにも絶えず、真実で変わらない言葉に触れ続け、自分の心に豊かな言葉を満たしておくことが大切です。
私たちにとって真実な言葉、それは聖書の言葉です。神の言葉は昨日も、今日も、これからも変わることはありません。「そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。」と言われているように、神様の言葉は必ず実現する真実な言葉なのです。
今はちょうど、イエスが十字架への道をたどる受難節です。イエスは突然思いついて十字架にかかることを決心されたのではありません。すべてが神の計画の中にあったのです。父なる神様が私たちを救うために、送ってくださったのがイエスキリストです。イエスは、十字架において私たちの罪を身代わりとなって死なれました。十字架の死を通して、私たちに罪の赦しを与え、救いを完成させてくださったのです。
イエスのこの地上での一貫した生き方があればこそ、私たちの救いが現実となったのです。神が成し遂げると言われたことを成し遂げてくださっのです。このように神の言葉はむなしく地に落ちることはなく、必ず成し遂げられるのです。この変わらない、真実な神の言葉に寄り添って歩んでまいりましょう。

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