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NO.546  2019.02.03

「15分を極めよう」

 

忠実な使者はこれを遣わす者にとって、夏の暑い日の冷たい雪のようだ。彼は主人の心を生き返らせる。
(箴言25:13)

 

私の師である万代恒雄牧師は、なんにでも果敢に挑戦される牧師でした。ラジオ放送、海外宣教、、企業講演など先駆者的な働きをされて行かれました。その多くは今も後継の牧師たちによって継続されています。
時代のニーズをいち早く取り入れ、カウンセリングや悩み相談室を一般向けに開設し、多くの方たちが癒されキリストに導かれました。
あるとき、超多忙な牧師に「いつカウンセリングの勉強をする時間があるのですか?」と聞きましたら、「トイレの15分だよ」と言われたことを覚えています。思いついてすぐにパッと行動に移したのではなく、3年間、トイレの時間に専門書を学び、カウンセリングの基礎を身に着けたそうです。松山市内に「松山クリニック」というカウンセリングルームの開設をされました。 
そこから学んだこと、それは何でも「15分を極める」忠実さということでした。時間があるから勉強できるのではありません。むしろ時間があると勉強しないものです。しかし、何でも「15分を極める」忠実さが大切なのだということです。継ぎはぎのちょっとした時間を利用して、それを生かすのです。短い時間なので集中します。先生はトイレが通常より少々長かったようで、この時に専門書をもってトイレに入ったということでした。
「万里の長城も一歩から」というではありませんか。大きいことを掲げすぎて腰砕けになるより、少しづつを行動することを目標にいたしましょう。それがこの「15分を極める」ということです。
何でも15分単位で区切ってみてはどうでしょう。まず15分聖書を読む。15分祈る。まだ余裕があればもう少し長く祈ってみるのです。
教会の礼拝はどうでしょうか。いつもぎりぎりに来たり、遅れて来てはいませんか。すべてを15分前倒しで動き出せば、礼拝が始まる15分前には到着することができます。教会のメンバーとの交わりや、祈って備えることができるのです。もちろん諸事情はあるでしょう。しかし、開始15分前に到着するとゆとりができ、備えができるのです。
私は様々な集会に出席しますが、自分が講師の場合は1時間前、参加する場合は少なくとも15分前か30分前には到着するようにしています。相手にご迷惑をかけるのは嫌だからです。
15分を大切にする兄弟姉妹が、教会に増えると雰囲気が変わります。バタバタして慌ててということがなくなり、霊的雰囲気が整えられ、皆が神様に忠実に礼拝をささげているという一致感が生まれてきます。そのような方々は「夏の暑い日の冷たい雪のよう」に教会を生き返らせ、活気を生み出していくのです。是非、あなたも15分を極める人になってください。主はあなたを大いに祝福してくださいます。

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