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NO.544  2019.01.20

「霊性の健康診断」

 

あなたがたは、信仰に立っているかどうか、自分自身をためし、また吟味しなさい。 (Ⅱコリント13:5)

 

今インフルエンザが猛威を振るっています。全国で163万人の患者数が報告されていて、前週の58万人から3倍の感染者数になったそうです。厚生労働省は警報レベルになったことを発表しています。友人の子供さんが通っている学校では、学級に二人しか生徒が登校して来ず、学級閉鎖になったとか。外出先から帰ったら、必ず、手洗いとうがいをするように、睡眠を十分とって無理をしないようにと言われています。予防接種をしていてもかかってしまう人もいるので、本当に注意しなければなりません。特に肉眼では見ることができないのですから、本当に厄介です。目で見ることができれば、確かめたり、防御したりできるのですが、それが叶わぬもどかしさもあります。
しかし、厄介なのはインフルエンザだけではありません。私たちの霊性も目に見えませんから、その健全性を保つには十分な注意と関心を払う必要があります。インフルエンザであれば、症状である程度かかったかどうかがわかります。咳やのどの痛み、悪寒。関節痛や全身痛、高熱が出たりなど症状が現れます。
しかし、霊性がダウンしていることは症状に現れにくいものです。ですから、一見、自分の信仰生活は大丈夫のように思うのです。また、サタンは巧妙ですから、熱心に信仰生活をしてるように思わせていて、実は神様のみこころとそぐわぬ状況に陥っているかもしれません。
聖書にパリサイ人と取税人が宮に祈りに行った話が出てきます(ルカ18:10-14)。パリサイ人は「神よ。私は、ほかの人々のようにゆする者、不正な者、姦淫する者ではなく、ことにこの取税人のようでなはいことを、感謝します。私は週に二度断食し、自分の受けるものはみな、その十分の一をささげております。」と祈りました。一方、取税人の方は、目を天に向けようともせず、自分の胸をたたいて、「神様。こんな罪人の私をあわれんでください。」と祈ったのでした。祈りが答えられ、義と認められたのはパリサイ人ではなく、取税人の方だったとイエス様は言われたのでした。
このような逆転が私たちにも起こる可能性があるかもしれません。自分はちゃんと、真面目に神様の言われることをしていると思っていても,ひょっとしたら人を見下していたり、裁いていたりしてはいないでしょうか。今の信仰生活に満足してしまってはいないでしょうか。
神様が願われる心とは、悔いた、砕けた心です。自分の目が見えなくなっていることを正直に認めながら、悔い改めて神様の前に出る人は幸いです。そのような人の行動はおのずと変わっていきます。人の目ではなく、神の目を意識して生きるようになります。人と比較して自分の信仰を評価しません。
自分の霊性がどういう状態にあるか、自分自身を吟味していこうではありませんか。神様の聖霊の促しに敏感に応答をしていきましょう。今日も、礼拝の中で「霊性の健康診断」をしていただこうではありませんか。

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