「勝つコツはコツコツ」
小さい事に忠実な人は、大きい事にも忠実であり、小さい事に不忠実な人は、大きい事にも不忠実です。
(ルカの福音書16:10)

新年の関東大学箱根駅伝はいつも熱い戦いが繰り広げられます。今年は青山学院の5連覇がかかっていましたが、惜しくも2位となってしまいました。2位でも素晴らしい成績ですが、これだけの成績を続けていくのにはそれ相当の努力があったことは言うまでもありません。現監督の原晋監督が就任するまでは、箱根駅伝に出場権を得るものの、それほど成績は振るいませんでした。
彼は陸上選手としての経験はありましたが、その前は会社の営業マンでした。しかしそこでの経験を生かして青学に新風を吹き込み今の活躍にまで至ったのです。彼は、悲壮感を持たず遊び心や前例にとらわれないトレーニング方法を用いたりして、選手の自主性を引き出して成績を伸ばしていったのです。
その一つが「半歩先の積み重ねを大事にしたベースアップ」を選手に課したことでした。大きな目標を掲げるというより、タイムや筋力アップなどにおいて半歩先の目標を立てさせ、それを積み重ねていく事で基礎をレベルアップしていったのです。
このことは私たちが新年をスタートするに際して、心に留めることではないかと思わされました。
大きな目標を立てる前に、今の信仰生活の上に、少しの上乗せをするような努力や目標を立て実践していくのです。立派な目標を立てても絵に描いた餅になってしまっては意味がありません。
聖書を通読する、ディボーション(黙想)。礼拝出席。祈りの生活。神様への献金。奉仕。ファミリーセル(小グループの交わり)への参加、などなど。自分ができることにチャンジできることはいくらでもあります。一歩先まで行かなくても、半歩先でよいのです。その積み重ねを忠実に行っていくならばこの年の終わりには大きな収穫と祝福を手にすることができるのではないでしょうか。
以前、バイブルフェロシップで中野雄一郎先生が、「勝つコツはコツコツ」とユーモア交じりで語ったくださった言葉を思い起こします。自分に勝つ、人生に勝利するコツは「コツコツ」忠実に積み重ねていく事です。
イエス様も「小さい事に忠実な人は、大きい事にも忠実であり、小さい事に不忠実な人は、大きい事にも不忠実です。」と言われました。小さい事とは、些細なこととも言えますし、身近なことともとることができます。あるいは手の届くわずかなことでもあるでしょう。
あなたができる小さな一歩、いえ半歩先は何でしょうか。今日から、あなたができることに具体的にチャレンジしてみませんか。朝10分早く起きて祈ってみませんか。礼拝も10分前には早く来て祈って備えませんか。まだ聖書を通読していない方は、全部通読することより、福音書だけを読んでみる。という小さな目標に切り替えてみてはどうでしょうか。あなたの枠を少しづつ広げていく一年といたしましょう。