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NO.518  2018.07.22

「心の満足度」

 

私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。…あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。
私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。 (ピリピ人への手紙4:11-13)

 

平成25年度に内閣府が実施した、日本を含めた7カ国の満13~29歳の若者を対象とした「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」によれば、自分自身に満足していると答えた若者たちの割合は、日本45.8%、韓国71.5%、アメリカ86.0%、イギリス83.1%、ドイツ80.9%、フランス82.7%、スウェーデン74.4%でした。
自分には長所があると感じている人の割合は、日本68.9%、韓国75%、アメリカ93.1%、イギリス89.6%、ドイツ92.3%、フランス91.4%、スウェーデン73.5%でした。
また心の状態で、ゆううつだと感じたことのある割合は日本77.9%、韓国63.2%、アメリカ41.0%、イギリス45.6%、ドイツ36.9%、フランス38.6%、スウェーデン42.1%だったそうです。
この数値を簡単に解釈をすることはできませんが、しかし、日本の若者たちは総じて自己肯定意識が諸外国に比べて低く、また心の状態はゆううつだと感じる人の割合はかなり多くなっているようです。
この背景には日本の文化や家庭環境、価値観も影響していると言えます。最近は外国人も多く日本に在住しておられ、価値の多様化も進んではいます。しかし、諸外国に比べるとまだ日本は単一民族国家で、他人と比較する傾向が強い文化にあると言えます。自己肯定感が弱いのは周りの人と比べて自分の値打ちを決める傾向があるのではないでしょうか。人と比較すれば、劣等感に陥りやすく、落ち込むこともゆううつになることの増えてきます。互いが相関関係にあると言えます。
では、自分自身はどうでしょうか?心に満足感はありますか?自分にはよいところが沢山あると思えますか?落ち込むことはあっても、生きる意欲は十分あると言えるでしょうか?
パウロという人は自己満足度が非常に高い人であったことを聖書を通して知ることができます。私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。…あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。」ということができたのですから、本当に素晴らしいと思います。
もちろん彼は自己満足で行っているのでも、やせ我慢して言っているのでもありません。彼は自分がいろいろな境遇を経験し、貧しさや豊かさ、飢えや飽くことを通ってなおかつこのように言うことができたのです。それか彼を強めておられるキリストの存在です。
私たちはこの世の価値観や人の言葉に振り回されず、心の満足度を上げていくことがパウロのようにできるのです。それはパウロを絶えず強めてくださったキリストに目を向けていくことです。このお方、「キリスト」によって強められ、どんなことでもできる。そう確信して前進していこうではありませんか。
周りと比較する必要はないのです。あなたはあなたとして、神は特別な人生を与えてくださっているのです。この価値観をしっかりと心に植え付けてまいりましょう。

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