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NO.389 2016.01.31

 「価値観の変化を目指して

 

どうか、みなが一致して、仲間割れすることなく、同じ心、同じ判断を完全に保ってください。 (Ⅰコリント13:2)

 

愛する兄弟姉妹のお祈りにさえられ、先週1月25日から27日までプサンで開催されました「世界ビジョン二つの翼プロセス国際カンファレンス」に7名の兄弟姉妹と共に参加させていただきました。
参加された方々の中には雪の影響を受け、飛行機などの交通機関の
遅れなどがありましたが、みな無事に参加できました。
カンファレンス初日はマイナス6度という寒さでしたが、会場内は信仰の熱気に包まれ、世界から5000人近い参加者の兄弟姉妹たちが聖霊の充満をいただき、大変恵まれ祝福された大会となりました。
今回で15回目のカンファレンスということでしたが、「福音の絶対的力」の重要性と「価値観の変化」の必要性について再確認をさせていただきました。
日本のクリスチャン人口の低さは世界でも類を見ないほどです。しかし、だからこそ神様が働かれたなら本当に素晴らしい御業がこの日本にも起こるということでもあります。そのカギを握っているのが、すでにイエスキリストによって救われている私たちキリスト者一人一人なのです。
もし私たち一人一人が本当にキリストの証人となり、キリストの弟子となって、立ち上がるなら神様は聖霊の油を注いでくださり、今まで見たこともないような神の救いの御業が起こります。そのためには私たちが「同じ信仰の心、同じ言葉、同じ志(ビジョン)」を持つことが不可欠なのです。
教会には多様な人たちで構成されています。性別、年齢、経験、学歴、体験など、バックグラウンドがみな違います。同じ神を信じ、同じ信仰をいただいていると言っても、ひとりひとりの価値観が信仰の姿勢にも影響していて、そのままだと教会はバラバラでまとまりがつかなくなってしまいます。
人は、みな自己愛着が強く、自分へのこだわりがあります。性格や気質はなかなか変わりません。しかし、価値観が変われば人は変わります。今私たちが取り入れ、現在、実践している「二つの翼養育プロセス」の目的が、この価値観の変化なのです。いままでこの世の価値観に影響され自分の祝福ばかり求めていた人が、イエスの愛にとらえられ、イエスの弟子となって、神のビジョンに生きるようになることを願っているのです。価値観の変化した人たちが教会の中で増えれば増えるほど教会は強くなり、一つになることができるのです。私たちを変化させるのは「み言葉の力と聖霊」です。そしてその力を与えるのが祈りなのです。
私自身も今回のカンファレンスで大きなチャレンジを与えられました。自らが信仰の見本(モデル)になりたいと思います。伝道の見本、祈りの見本、み言葉実践の見本、聖霊充満の見本。成長の見本。等々。チャレンジすることは沢山あります。愛する兄弟姉妹も一緒に、福音の灯を掲げて走っていきませんか?あなたも私も、この世の終わりのラストランナー(最終走者)として召されているのです。

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