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NO.384 2015.12.27

 「神のタイミング

 

神のなさることは、すべて時にかなって美しい。 (伝道者の書3:11)

 

ニュースで知ったのですが、先日の25日のクリスマスは今年最後の満月だったそうです。
東京は曇り空で、十分に満月を堪能はできませんでした。しかし、キリストの誕生されたクリスマスがちょうど満月と重なるとは、東方の博士たちが星に導かれてやってきたという聖書の記事を想起させられるではありませんか。
新聞記事によれば、12月25日が満月になるのは約19年周期なのだそうです。前回の1996年のクリスマスは明け方の午前5時41分に最も丸くなりすぐ沈んでしまったので、夜に満月になったのは1977年以来、38年ぶりだということです。国立天文台によると、次のクリスマスの満月は2034年で、午後5時54分に最も丸くなるということです。
「38年ぶりの満月のクリスマス」というと、何か特別なクリスマスではないかと思ってしまいます。もちろん、キリストの降誕を祝う意味では、毎回特別なのですが、今年は特に神様の時を意識させられるクリスマスとなりました。
私たちの信じている神様は時の支配者です。私たちには知らされていないことも、神はちゃんとご自分のご計画にしたがって、時を定め、ちょうどよい時に、ちょうど良いタイミングで神の業を成してくださいます。「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。」とあるとおりです。
新しい年を迎えるにあたり、私たちも、神の麗しい働きを見るものとなりたいと思います。そのためにはどのように行動すればよいのでしょうか。
まず第一に神の導きを求める心を持つということです。何をするにも神の導きを問うてみましょう。いろいろな計画を私たちは立てます。その計画を神の御手にささげて祈るのです。その祈りの中で確信を得て行動をしていくようにいたしましょう。あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない。」(箴言16:3)「人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成る。」(箴言19:21)とあるとおりです。
また、第二には神が示されたことに従順に従うことです。神の計画が示されても、自分の計画を優先させるのでは意味がありません。自分の思いと違う場合もあるでしょう。しかしそこで従うことを学ぶのです。神の時があることを信じましょう。自分のタイミングではなく、神のタイミング。これが鍵となります。
第三には、「インマヌエルの神」として来られたイエスと共に歩むということです。イエスは私たちと共に歩みたいと願っておられます。自分一人で歩むのではありません。「イエスと共に」歩むのです。毎日イエス様を心に歓迎するような意識で祈りましょう。「イエス様今日も一緒に歩んでください」と祈りましょう。「聖霊様導いてください」と毎日祈り、歓迎をいたしましょう。「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」と言われるイエスと共に歩む一年にさせていただきましょう。
毎週の礼拝を大切にし、毎日のみ言葉を心の中に蓄え、日々祈りつつ新しい年もスタートしていこうではありませんか。2016年、あなたは神様に豊かに祝福された人生を歩むことができるのです。

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