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NO.351 2015.05.10

 「とりなしの祈り

 

「御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。
私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、
御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、私たちのためにとりなしてくださいます。」
(ローマ人への手紙8:26)

 

ゴールデンウィークは桜美林学園伊豆高原クラブにて「とりなしの祈りの学校」を 持つことができ、参加者一同大いに恵まれ、祝福されました。31名の方々が出席くださいましたが、その中には3名の求道者の方々も参加されていて、祈りの中で豊かな取扱いをいただきました。
九州から初めて参加された姉妹は、祈りの中で信仰告白に導かれ、イエス様を受け入れられました。また、とりなしの祈りについてこれほど深く学んだことはなかったと言われる方や聖霊を求めて、祈りを熱くすることができたとその恵みを証ししてくださる方もおられて本当に祝福された集いとなりました。
私たち個人も、また教会も祈りがなければ成長をすることはできません。身に着けるべきキリスト者の習慣の中心は「祈りと御言葉」です。できるだけ多くの時間を祈りに割き、私たちの信仰生活の中で祈りを習慣化するようにいたしましょう。できれば一時間は祈れるようにしたいものです。
もちろん、祈る時間が長ければよいというのではありません。しかし、とりなしの祈り(神と人の間に立って、他者のために問題の解決や神との交わりが深まるように祈ること)を十分にするには「祈り込む」ための時間が必要なのです。もちろん忙しい人もおられてすぐに1時間祈ることに困難を覚えている人もおられるでしょう。焦らず少しずつ時間を増やしていくようにしていくことをお勧めいたします。
またどのようなことを祈ったらよいかわからない方もおられるでしょう。そのような方は主イエス様が弟子たちに教えられ、そして私たちもことあるごとに復唱している「主の祈り」をモデルに分割して祈ると祈りやすくなるでしょう。
① 呼びかけ(天にいます私たちの父よ。):天のお父様!イエス様、聖霊様と呼びかけ祈り始めましょう。
② 賛美と感謝(御名があがめられますように):神をほめたたえ、感謝を捧げましょう。
③ 福音の拡大のため(御国が来ますように、御心が・・地でも行われますように)人々の救いのため。
④ 生活の必要や経済の祝福(日ごとの糧を今日もお与えください)様々な生活の必要を祈る。
⑤ 悔い改めと赦しの祈り(負い目をお赦しください)自分の罪の悔い改めと人々の赦しを求める。
⑥ 試練や困難、病のために(試みに会わせないで、悪からお救いください)自分とかかわる人のために。
⑦ 賛美と感謝
(国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです)賛美と感謝で閉める。
私たちの信仰の成長の原則は、「一歩、一歩」です。焦らず、あきらめず、投げ出さず、毎日少しずつ継続していきましょう。継続は力です。聖霊なる神様は弱い私たちを助けてくださいます。深いうめきによって私たちの為にとりなしてくださっているのです。あなたも主のとりなしの祈り手になってくださることを心より期待しています。あなたの祈りを主が求めておられるのです。

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