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NO.147  2011.06.12

「信仰の習慣化」

 

いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリストの名によって父なる神に感謝しなさい。
(エペソ5:20)

 

先週のメッセージで、感謝を毎日5つ書きましょう。とお話をしましたが、結構反響がありました。「今週頑張って書いていますが、あたりまえのことに何と感謝が少ないかと言うことがよくわかりました。」「感謝がどんどん増えていくようで感謝です。」という方もおられて本当に感謝です。
 信仰の成長は小さな事からでも実践するところから始まります。実際、メッセージを聞いて恵まれるだけでは十分ではありません。私達自身の生活に変化が起こってこそ恵みが生きてくるのです。メッセージを聞いて、実践して、変化が起こり始めました。と言えるなら本当に信仰が生きて働いていることになり、成長していることになるのです。
 「信仰を足に履きなさい」とは信仰の師である万代恒雄牧師の言葉でした。どんなに、信仰を聞いても、変化が起こるまで実践していかなければその信仰は身につきません。ですからそのためにも身近な出来る事から実践してみましょう。一緒に感謝日記をつけることを実践し、身につけませんか。「感謝な出来事を毎日5つ書く」そうして毎日神様にその感謝を祈りとして捧げる。これを3ヶ月続けてください。そうすればそれは習慣となります。もし、1年続ければそれはその人の生き方になります。更に3年続ければその人の性格になります。感謝することが性格になる。なんて素敵な性格でしょうか!
信仰は習慣です。信仰的生き方を習慣化する事が大切です。祈りの習慣。聖書を読む習慣。伝道する習慣。どれも習慣です。祈れないことが多いというなら、祈りがまだまだ習慣化していないのです。それには時間と労力をかけなければなりません。信仰に近道はないのです。
一日1時間祈れるように目標を立て、それに向かって色々と工夫をしてみましょう。祈りの時間を決める。出来れば朝食事前に祈る。一時間早く起きて祈る。そのために、夜も一時間早く寝る。テレビを見る時間を削る。祈りが答えられたときの素晴らしさを描きながら祈る。神様との交わりの麗しさを描く。霊的な雰囲気を作るために賛美歌などの音楽を流しながら祈る。祈りのノートや手帳を作り、祈りの項目を書き出す。などなど工夫をすれば必ず祈れるようになります。信仰のチャレンジは豊かな成長と信仰の実を実らせてくださいます。祈れないときがあっても諦めないことです。
祈って感謝をしていると、考え方も明るくなります。小さな事にくよくよしなくなります。神様がついていてくださるという確信が生れます。祈り一つをとっても、この祈りの習慣がついてくると、私達の考え方も変化していくのです。主イエス様は生きておられます。私達と交わりたいと願っておられます。祈りを通して主と交わり、主の祝福にあずかるものとなりましょう。あなたも信仰の靴を履いてください。その靴に慣れ親しんでください。やがてそれはあなたにとってぴったりの靴となって、とても履き心地の良い靴になることでしょう。

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