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NO.141  2011.05.01

「希望の教会」

 

「目が見たことのないもの、耳が聞いたことのないもの、そして、人の心に思い浮かんだことのないもの。
神を愛する者のために、神の備えてくださったものは、みなそうである。」(Ⅰコリント2:9)

 

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4月29日(金)に茨城県石岡市に開拓中の「希望の教会」の移転感謝礼拝と佐藤静夫師の牧師按手式がおこなわれました。日韓合わせて80名近い牧師や信徒の兄弟姉妹が集い、これからの教会の発展を共に祈ることができました。本来なら3月21日の予定でしたが、東日本震災のために今回の日時に変更となったのでした。この教会の誕生の経緯は既にご存じだとは思いますが、まさに神様の導きと奇跡によって与えられた教会と言えます。
IMG_4399.JPG  佐藤牧師が奥様のグレイス牧師と [日韓教会]を墨田区錦糸町に開拓したのが調度7年前でした。多くの恵みの中で支えられた教会でしたが7年目の昨年初め、諸事情により教会を閉じなければならない岐路に立たされました。
佐藤牧師はこれからの導きを求めて、三日間の断食の祈りをされます。そうしてその断食をしているときに、今回「希望の教会」となった土地建物の物件の話しが出てきたのでした。これは神が導かれておられると感じた佐藤牧師夫妻は祈り始められました。そうして不思議なことに神様は競売物件のこの土地建物を格安で落札させてくださったのです。
IMG_4406.JPG 昨年秋に転居し、以前から生活苦等で困っている方々を支援したいというビジョンが与えられていたのですが、そのビジョンが現実の働きとして始まったのです。
 震災の中での今回の教会のスタートと牧師按手式はまさに、痛みを抱え、弱っている人達への宣教ビジョンしっかりとマッチしていることに気づかされます。
私たちにとって想定外のことが人生にはしばしば起こります。しかし、神には全てが想定内のことなのです。そのような出来事を通して、聖書の言葉が私たちに現実的な事実として響いてくるのです。
IMG_4414.JPG 神が備えられるものは、私たちが目で見たこともないものであり、耳が聞いたこともないものであり、心にさえ思い浮かんだこともないほど、想像を越えた豊かな恵みであり祝福なのです。
 私たちも主イエスを見上げ、与えられた状況を感謝し、また思いを越えた主が開かれる働きに私たちはワクワクしながら祈り期待していくものとなろうではありませんか。主は今生きて働いておられるのです。

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