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NO.123  2010.12.26

「感謝を先取りする信仰」

 

キリストの中に根ざし、また建てられ、また、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばかり感謝しなさい。
(コロサイ人への手紙2:7 )

 

23日のゴスペルコンサートには700名近くの方々が来場してくださり、大変恵まれた祝福に満ちた集いとなりました。今回で13回目のクリスマス伝道の集会でした。特に今回は3組のゴスペルクワイヤーと特別ゲストそれにゴスペルメッセージで構成され、沢山の方々から感動と喜びの言葉を頂いています。
アンケートの中には、相談に乗って欲しいと言われる方や聖書を求められる方、更には自分もキリストを信じたいと言われている方々がおられて、聖霊様が働かれたことを心から感謝をいたします。このために祈ってくださったり、参加くださったり、ご奉仕をしてくださった兄弟姉妹達に心から感謝を申し上げます。
 私たちのこのような伝道の働きは水の上にパンを投げるようなもので、すぐに結果が表れないことも多いのです。しかし、確実に底辺は広がりつつあります。いつか、どこかで私たちの集いに来られた方々が教会に導かれ、主の救いにあずかられますように祈り続けてまいりましょう。この1年を締めくくりにふさわしい時となったことを本当に感謝いたします。
 この年もあと数日で終わろうとしています。今年を振り返れば色々なことがあった年ではなかったでしょうか。人生の転機を迎えた人もおられるでしょうし、思わぬ困難に出くわした人もおられるかも知れません。
またある人は大きな病を経験されたり、愛する人との離別を経験し、未だその悲しみが抜けないという人もおられるかも知れません。長い人生の中には様々なことがやってきます。
 そこで大切な事は、神は全てのことを働かせて万事を益にしてくださる(ローマ8:28)ということです。しかし、そうはいっても、まだそのプラスの部分が見えて来ないという人もおられるでしょう。だからこそ私たちが信じて立つべき所は目に見える現実ではなく、神の言葉の上に立たなくてはなりません。神がそのように言っておられるのであれば、必ず実現すると信じて、今から信じていくのです。
信仰は何でも先取りです。喜びを先取りする。感謝を先取りする。勝利を先取りする。癒しを先取りする。解放を先取りする。導きを先取りする。恵みを先取りする。・・・そうです。前もって実現しているかのようにキリストにあって信じて生きるのが信仰の実体なのです。
ですから、私たちは今こそ神の恵みを先取りして感謝することが必要です。未だ答えが出ていないかも知れませんが、やがて答えが与えられると信じて、今感謝をするのです。
年の終わりです。この1年を感謝いたしましょう。今こうして生かされ、導かれている事を感謝しようではありませんか。神の教会に導かれ、救われていることを感謝いたしましょう。そうして新しい1年に向かって、新しい年も主が豊に祝福してくださることを信じて、今から感謝して1年を迎えたいと思います。主はそのように信じ告白するようにしてくださいます。
この1年兄弟姉妹と共に信仰の歩みを続けることが出来たことを主に心より感謝をいたします!

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