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NO.115  2010.10.31

「あなたの町の身近な教会」

 

それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。 (マタイの福音書28:19)

 

先日出張先で急に雨が降ってきたため、ビニール傘を買うために駅前のコンビニに入ろうとしましたが、半径100メートル以内に4つもコンビニがあり、どこに入ろうか迷ってしまいました。各店同じビニール傘でも値段や傘の仕様がいろいろあって、それぞれに工夫を凝らしていることがわかりました。みんなよく研究しているなと感心させられました。
こんなに沢山のコンビニでよく経営が成り立つなと思いますが、人通りの数の多さや年齢層、また駅前という利便性などをマーケットリサーチをして出店しているのだから、競争にも十分耐えられるといるのだろうと思いました。
確かに、私たちの教会の周りにも、半径100メートル以内にコンビニが2つはあります。500メートルに広げると7つくらいはあります。とにかくその数の多さに驚いてしまいます。
 私たちの教会はいま、「あなたの町の身近な教会」を目指して歩み始めました。何かあったらすぐに教会に行ける。人々の必要に答えられる。そのような身近な教会になりたいと願っています。
何もそれは教会堂の数が増えるというのではありません。イエスを信じている一人一人が、聖霊なる神を宿している神の宮であり教会です。愛し合う共同体が身近な所にあって、人々に癒しや励まし、救いを提供することが出来たら、どれだけ日本が変るでしょうか。
今、全国でコンビニの数は4万889店舗あるそうです。また、全国にある郵便局の数は2万4540箇所だそうです。それが身近なコンビニであり、身近な郵便局で人々の役に立っているのです。
今現在、日本にある教会の数は約5600です。身近な教会になるためには少なくとも2万から3万箇所の教会が必要になるのではないでしょうか。
私たちホープチャペルはそのうちの1%である300箇所は建て上げたいと願っています。 もし全国の教会が、神様からのビジョンを与えられて、身近な教会となるよう働きを勧めることが出来たなら日本にリバイバルが起こらないはずはありません。内向きからもっと周りに開かれた外向きの教会となり、人々の救いと祝福のために身近な教会となるならどれほどの人達が救われてくるでしょうか。
そのためにはそれを担う、イエスの弟子たちが必要です。イエスは「それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。」とその生涯の最後に大宣教命令を出されました。それはまさに「大弟子化命令」に他なりません。
あなたもその弟子に召されているのです。未だ十分成熟していないかも知れません。でも、主の弟子になりたいという願いがあるなら、主がその道を備えて下さいます。私たちも、主に愛される、幸せな弟子育成を目指していきたいと願っています。一緒に主の弟子として整えられ、用いられようではありませんか。
あなたが、人々に福音を届ける身近な教会なのです。

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